2017年7月29日土曜日

普通列車スーパーひたち

 きのう(7月28日)朝、神谷(かべや)公民館に車を止めたとたん、田んぼの向こうの踏切から警報音が聞こえてきた。もしかして「普通列車スーパーひたち」? 急いで車からカメラを取り出し、待ち構えていると、左(上り線)から普通列車が、右(下り線)から4両編成の元スーパーひたちがやって来て、すれ違った=写真。
 あとでデータを拡大したら、元スーパーひたちには思った以上に人が乗っていた。乗り鉄かもしれない。上りの普通列車には、客は乗っていなかった。常磐線の時刻表を見ると、9時42分いわき発水戸行きの普通列車がある。そのための回送だろう。データによれば、撮影時間は9時26分だった。

 JR東日本は1週間前の7月22日から、いわき――竜田間に一日2往復、普通列車として元スーパーひたちを運行している。発表を知ったとき、撮り鉄・乗り鉄ではないが、わくわくした。

 いわき駅と隣の草野駅の中間に住んでいる。線路までは歩いて5分ちょっと。上の孫がまだ3~4歳の「小鉄」のころ、家に来るとよく列車を見に行った。特急は「スーパーヒタチ」、普通列車は「ジョウバンセン」と区別していた。それが今、イコールになった。

 私は、野鳥や野草と同じく、列車を狙って撮ることはない。たまたま遭遇したからカメラを向けた、というレベルの“撮り鉄もどき”だ。

 でも、普通列車スーパーひたちは、ぜひわが生活圏内で撮りたいものだと思っていた。そのために①下り=いわき発9:22(草野発9:28)、14:42(同14:47)②上り=竜田発10:03(草野発10:37)、15:24(同15:52)――を参考にして、中神谷の踏切を通過するだいたいの時間を頭に入れておいた。

 とはいえ、なにかと雑用に追われて、撮影のために線路のそばに立つことはなかった。たまたま地区体育蔡の協賛金集めが終わったので、朝9時すぎに公民館へ届けに行ったら、「カンカンカンカン」と鳴り出したのだった。朝から“仕事”をしたごほうびと、勝手に解釈した。今度は草野――竜田間を往復する“乗り鉄もどき”をやってみるか、「小鉄」を連れて。

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