2012年11月10日土曜日

サムスンでNHKを見る


ざっと2カ月前の話。ベトナム・ハロン湾クルーズのために、湾岸のホテルに泊まった。翌日は日曜日(9月16日)。ホテルの部屋のテレビでNHKの国際放送を見た=写真。「日曜討論」で、民主党代表選の候補者4人があれこれ話していた。テレビは韓国・サムスン製だった。

還暦を機に、高専の同級生による「海外修学旅行」が始まった。北欧に住む仲間の病気見舞いに行こう――。夏井川渓谷の無量庵で酒盛りをしているうちに、北欧の友へ電話をした。病気を知った。ならば、と酔った勢いで旅行を決めた。

最初は北欧、2年目は台湾。3年目の去年は東日本大震災だ、海外はやめて会津の東山温泉へ出かけた。4年目の今年は奥方を含む10人でベトナム・カンボジアへ行った。

成田からハノイのノイボイ空港へ着くと、そのまま東のハロン湾へ向けて専用車(マイクロバス)に乗り込んだ。延々と水田地帯が続く。単調な風景だ。

道沿いにサムスンの大工場、そしてそれよりは規模が小さいキヤノンの工場があった。ホテルのテレビも含めた表層的な印象にすぎないが、東南アジアにはもうかなり韓国の製品が浸透しているのではないか。

日本では、薄型テレビは日本のメーカーのものが多いはずだが、車も日本製が多いに決まっているが、ベトナム・カンボジアではどうも違うようだ。

われら一行の専用車はベトナムでも、カンボジアでもマイクロバスだった。バスにはやや斜めにかしいだ「H」のマークがついていた。韓国・ヒュンダイ製の車がとにかく目についた。日の出の勢いの国はどこかを教えられたような旅でもあった。

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