10月10日にはいわき市小川町三島の夏井川にハクチョウ5羽が休息していた。その日が今シーズンの初飛来だったと思われる。主な越冬地は平中平窪(小川町の下流)の夏井川。同日、そこにもハクチョウが20~30羽いた。例年ならいわきへの飛来は10月下旬。随分早い飛来だということを書いてから、ほぼ1カ月がたつ。
わが散歩コースの先(上流)、平塩~中神谷の夏井川にも定着していい時期だが、日中は姿がない。朝、何度かハクチョウが舞い降りる、ということはあった。鳴きながら海の方へ神谷の上空を通過する=写真=のは、ほぼ毎日のこと。何羽かは夏井川河口右岸の方へ、何羽かは逆に左岸の方へ。夕方は逆に海の方から静かに帰ってくる。
ハクチョウは、中平窪から塩~中神谷へ分散するところまではまだいかないのだろうか。小川の三島も先日、そばの道路を通ったら姿はなかった。きのう(11月3日)夕方は、平窪の田んぼにいた。
塩~中神谷ではハクチョウが飛来すると、早朝、対岸・山崎のMさんが奥さんとともに軽トラでやって来て、えさのパンくずなどを与える。今シーズンはまだMさんに会っていない。
翼をけがして飛べなくなり、何年も塩~中神谷の夏井川に留まっていた「左助」が河口へ下り、姿を消してから3年余。もう死んだと思っていたのが、今年の夏、現れた。その「左助」が河口のどこかにいて、ハクチョウを呼び寄せているのか。
Mさんと、「左助」と、飛来したハクチョウたちとの“再会”を写真に撮りたい――だから落ち着いてくれよハクチョウ、とどまってくれよハクチョウ、となるのだが、塩~中神谷に定着するのはいつのことやら。
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