2015年10月5日月曜日

いわきサンシャインフェスタ

 日曜日(10月4日)の夜が明けると、テレビと一部新聞が報じていた。ラグビーのワールドカップで日本がサモアに勝った。この日、小名浜港アクアマリンパークでいわきサンシャインフェスタ2015の2日目(最終日)が開かれた。サモアには悪いが、日本チームを誇らしく思いながら出かけた。
 フェスタは太平洋諸国舞踊祭やいわき大物産展、いわき産農産物収穫祭、いわき地球市民フェスティバルなどの、同時・同場所での開催というかたちがとられた。地球市民フェスティバルに毎年、シャプラニールいわき連絡会として参加している。初日はパネル展示だけだったが、日曜日はカミサンがシャプラのフェアトレード商品を販売した。

 荷物と手伝いを含む人間を運んだあとはやることがない。会場をぶらぶらしたり、車に戻って昼寝をしたり……。

 舞踊祭では、スパリゾートハワイアンズのフラガールがオープニングを飾った。太平洋諸国の踊りは、なんとサモアからのスタートだ。

 関東圏に住む在日サモア人が出演した。舞踊祭の実行委員長を務める後輩の話だと、いわきのホテルに泊まり、テレビで試合を観戦した。母国の敗戦に出演を辞退して帰ってしまうのではないかと思うくらいに落胆した。

 サモアの駐日大使は女性。「大使から連絡がきて一緒にテレビ観戦をしないかといわれたが、別の用事があって行けなかった。テレビ取材が入ったらしい」。そのひとつが、日曜日夜の「Mr.サンデー」だった。大使と在日サモア人の一喜一憂が放映された。ある全国紙もきょう(10月5日)の福島版でいわきでの大使らの様子を伝えた。

 舞踊祭の観客のおおかたは、数時間前に日本がサモアに勝ったことを知っていた。出演ダンサーもそれを前提にして、踊りの合間にグチをこぼしたり、横になって泣くしぐさをしたりした=写真。「でも日本が好きです」。いちだんと拍手がわいた。日本人の慎ましさとサモア人の率直さが溶け合って、温かい空気が生まれた。いい光景だった。

 サモアに限らない。トンガやフィジーを含めて太平洋諸国の人々は体が大きい。ラグビーも強い。日本チームに外国人が多くいたといっても、それだけで勝てるものではない。

 目の前を闊歩する巨体に圧倒されながら、かえって日本のラグビーの強さを思った。世界一の練習量に裏打ちされた波状攻撃、格闘技仕込みの低タックルと、体格的な不利を補う戦術が奏功したことが素人にもよくわかった。太平洋諸国ダンサーが一堂に会したからこそ、ついラグビーにまで連想が及んだ。

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