きょう(5月28日)は夏井川渓谷の隠居で「三春ネギ」の苗を定植する。
3週間前、菜園に溝を切り、石灰を施した。でも――。そばに大きくなったシダレザクラがある。菜園の真ん中に高田梅がある。西の敷地の境界にはカエデがある。
先週の日曜日(5月14日)午後、高田梅が溝に影をつくっていた、午前はシダレザクラの影が差す。頭の中の“設計図”を練り直さないといけない。
溝は東西に切った。シダレザクラと高田梅に近すぎた。午後の太陽の軌道を考えれば、南北方向に溝があってもいい。どこにその溝を切るか、太陽の位置と木を見ながら考える(太陽は、きょうの午前中は雲に隠れたままのようだが……)。
三春ネギは、いわきの平地のネギと違って秋まきだ。昨秋、苗床をつくって「すじまき」にした。余った種はそのわきに「ばらまき」にした。越冬した直後は、「ばらまき」の苗の勢いがよかった。が、春が終わるころには、「すじまき」組がぐんぐん大きくなった。鉛筆くらいに太くなり、丈も40センチ前後に生長して、定植時期を迎えた。
できるだけ間隔をあけるようにして「すじまき」をした。それで間引きの必要がなかった。「ばらまき」の方は密生状態で、育ちが悪い。このごろは隠居へ行くたびにごっそり間引きをする=写真。昔、近所の住人から「芽ネギを食べるために育てているのかい」と冷やかされた。「そうです、握りにのせて食べます」なんてウソはつかなかったが。
溶き卵にまぜて焼く。味噌汁や即席ラーメンに加える。ほとんど食感はないが、緑色が鮮やかだ。舌よりも目が喜ぶ。
きょう、苗床を崩して定植すれば、芽ネギも終わりになる。畑に打ち捨てておくよりは、ちゃんと胃袋に入れてやらないと――。かなりの量が出るはずだから、今夜はカツオの刺し身のほかに、芽ネギをマヨネーズで生食してみようか。シャキシャキ感がたまらなかったりして。
追記=午前9時前には太陽が顔を出した。「燦(さん)として焼くがごとし」。熱中するな、と言い聞かせる。
追記=午前9時前には太陽が顔を出した。「燦(さん)として焼くがごとし」。熱中するな、と言い聞かせる。
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