きのう(8月10日)は、朝9時前から正午近くまで駆けずり回った。地元限定の回覧資料を行政区の役員さんに届けながら、地区体育祭の協賛事業所にできたばかりのプログラムを配った。ほかに、いわき地域学會発行の『いわきの地誌』の集金に本屋へ出かけ、銀行でカネを下ろしたあと、家電量販店でプリンターのインクを買い、図書館に本を返し、ホームセンターで隣組から要望のあったごみネットを買った。
まとめて用をすませたのは、午後に甲子園で行われる福島代表の聖光学院―おかやま山陽戦をテレビで見たかったからだ。
試合は最初から最後まで、聖光学院のペースで展開した。終わってみれば6―0。友人の孫はショートで3番。3打席目にガツンと2塁打を放った。この子が小学4年生のころ(もう野球小僧だった)、友人宅の庭先でキャッチボールをしたことがある。返ってくるボウルの速さ・重さに目を見張ったものだ。
台風5号が去って青空が戻るかと思ったら、冷たい北東の風が吹き寄せる曇天の一日になった。夜は焼酎をお湯割りにした。残暑どころか秋冷の気配だ。きょう(8月11日)も天気の回復は見込めない。
ところで、きょうは何の祝日? ネットで検索したら、去年スタートした「山の日」だった。月遅れ盆と連動して休みが長くなるよう配慮したという。
山に親しみ、山の恵みに感謝する日――。週末、渓谷の小集落で過ごす身には、山には感謝してもしきれない。でも、「ヒマラヤよりウラヤマ」(辻まこと)、私には渓谷林や街のウラヤマを巡る方が性に合っている。
先日、知人の住む丘陵地を訪ねたら、ミヤマアカネが水路の茂みで羽を休めていた=写真。8月になったばかりなのに、もう全身が真っ赤だ。そうだ、この天気では夏キノコがたくさん発生しているかもしれない。せっかくの「山の日」、きょうは骨休めを兼ねて街のウラヤマへ出かけ、真っ赤なタマゴタケの写真でも撮ってこよう。
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