1週間前の日曜日(9月24日)、午後3時近く。夏井川渓谷の隠居を出たり入ったりしていたとき、玄関前の庭の一角に赤い光がさしているのが目に留まった=写真。<おや、シゲノブ君(の作品)だ>。あとでやはり赤い光に気づいたカミサンが叫ぶ。「見て! シゲノブさんの作品みたい」
そばに車を止めておいた。後ろのブレーキランプとスモールランプの赤いカバーが午後の太陽光線を反射して、庭の縁石を赤く照らしていた。
それから5日後。シゲノブ君、いや現代美術家吉田重信さん(いわき市)から個展の案内状が届いた。「六角堂展
吉田重信『虹華』」。北茨城市の茨城大学五浦美術研究所にある六角堂と天心邸を会場に、太陽光線を利用して虹のように光る華を咲かせる。
同研究所などが主催する。あいさつに「六角堂展は、岡倉天心の『茶の本』にインスピレーションを受けて、光を素材とする表現で独自の境地を切り開いてきた吉田重信の作品展です」とある。近くの茨城県天心記念五浦美術館と連動した<観月会2017>のイベントのひとつだ。
同美術館を訪ねたとき、カミサンが各種チラシを持ち帰った。そのなかに、吉田重信さんのもあったので、開催は承知していた。10月5日に始まる。
同じ日から6日間、いわき市泉ヶ丘のギャラリーいわきでは、いわき出身でスペイン在住の画家阿部幸洋の新作展が開かれる。案内はがきが届いた。吉田、阿部とも昔からつきあいがあるので、見に行きたいと思っている。お近くの人、あるいは興味を持った方はぜひお出かけを。
10月は、個人的には今年(2017年)最も忙しい月になりそうだ。いちいち書くのは控えるが、いわきの作家吉野せいがらみの会議やイベント、地域の一斉清掃その他がめじろ押しだ。
きょう(10月1日)はいわき駅前のラトブ6階でいわき地球市民フェスティバルが開かれる。シャプラニール=市民による海外協力の会・いわき連絡会のひとりとして、イベントの手伝いをする。市内在住外国人の日本語スピーチコンテストが行われる。どんな意見・考えが表明されるのか、楽しみ。
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