2018年9月18日火曜日

いわきの秋の食

 日曜日(9月16日)は夕方から、夏井川渓谷の隠居でミニ同級会を開いた。参加したのは6人。古稀を「いわきの秋の食」で祝うことにした。
メーンはカツオの刺し身と、ビンチョウマグロ・イカ・タコの刺し身の盛り合わせ=写真。これに、デザートとして小川町下小川産のナシ、川前町産のブドウを加え、隠居の庭で採れたキュウリの浅漬けと古漬けを用意した。うどんの薬味には庭で栽培している三春ネギを使った。オンザロックには、真冬に対岸の滝から切り出して冷蔵庫の冷凍室に保存しておいた天然氷を利用した。

昔はこのほかに、塩蔵しておいたキノコを調理して出すということもあったが、原発震災後は採集を自粛している。それでも「いわきの秋の食」は堪能してもらえたと思う。

日曜日は朝からせわしく過ごした。近くの出羽神社で例大祭が行われ、神事に出席した。

帰るとすぐ、夏井川渓谷の隠居へ車を走らせた。途中でナシを買い、隠居を通り越して川前でブドウを調達し、夕方からのミニ同級会の準備をしたあと、中学の同級生で近所に住む大工のM君の到着を待った。

台所に接する茶の間のへりが沈んでいるらしく、歩くたびに茶箪笥が揺れる。彼が畳をはがして調べると、案の定すき間ができていた。すき間に板を差し込み、ノコではみ出した部分を切り落として畳を戻すと、揺れが収まった。

3時過ぎには街へ戻り、4時に魚屋へ刺し身を取りに行ったあと、かかりつけ医だった86歳のドクターの通夜へ。それから喪服のまま隠居へ直行した。

着替えて痛飲し、旧交を温めたのはいいが、最後は酔って足がもつれ、茶の間の二月堂机のへりに胸をしたたか打ちつけた。かがんだり咳をしたりすると痛い。好事魔多し。今週中には薬をもらいに医院へ行く。そのとき、レントゲン写真を撮ってもらおう。

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