2023年10月21日土曜日

オリーブオイルの使い方

                     
   火曜日(10月17日)のNHK「あさイチ」は、オリーブオイルの変わった使い方を特集していた。

和食料理人の野崎洋光さん(福島県古殿町出身)が、鯖(さば)の味噌煮やちりめんじゃこの炊き込みご飯などを紹介した。

鯖の味噌煮は、煮汁に味噌をとき、焼いて煮た鯖を戻し入れ、併せてしょうがやオリーブオイルを加えてさっと煮る、というもの。ネットには新感覚の味噌煮とあった。

ちりめんじゃこの炊き込みご飯は、炊飯器に洗った米とオリーブオイル、しょうが、酒、水などを入れ、炊き上がったら、ちりめんじゃこに香りづけのオリーブオイルなどを加えて蒸らす。あとは全体を混ぜれば出来上がり。オリーブオイルを2回使うところがみそらしい。

「驚きの活用術」を見ながら、思いついたことがある。ごま油がないので、オリーブオイルを使おう。道の駅で買ったパック入りのキムチが、辛いだけでなく、時間がたって酸っぱくなってきた。オリーブオイルをたらせば、辛みと酸味が抑えられるはず――。

 ほどよく発酵して、ほんのり甘みのある白菜キムチが好きなので、スーパーではそれを選んで買う。しかし、何日かたつと、やはりうまみや甘みよりも酸味が強くなる。

このキムチが酸っぱくなったとき、ごま油を使って酸味を抑えたことがある。その応用編である。

晩酌のときに、酸っぱく辛いキムチにオリーブオイルをかけてよく混ぜた。同時に、キュウリの糠漬けを添えた=写真。

糠床はとりあえず、11月いっぱいは朝起きるとすぐかき回す。それまでキュウリも漬け続ける。

今年(2023年)は8月後半から9月いっぱい、買ったり、もらったりしたキュウリに虫が巣くっていた。そのことを拙ブログで何度か書いた。

それが、10月に入ると止まった。きれいなキュウリになったことを伝えたくて、オリーブオイルをからめたキムチと一緒にパチリとやった。(が、そのあと漬けたのにやはり虫が入っていた)

 さて、わが家で使っている食用油はこのところオリーブオイル一辺倒だ。中東はパレスチナの北部(1949年からイスラエル領)の生産者団体「ガリラヤのシンディアナ」がつくっており、合同会社「パレスチナ・オリーブ」(皆川万葉代表)がフェアトレードで輸入している。

カミサンが店の一角でフェアトレード商品を扱っている。オリーブ石鹸とザアタル(ハーブミックス=香辛料)も、同じようにパレスチナ・オリーブから取り寄せる。

ザアタルは、現地ではオリーブオイルと一緒にパンにつけて食べるそうだ。で、わが家でもパンのときには、必ずオリーブオイルとセットになって出てくる。

ハマスとイスラエルの戦いは、これからどうなるのか。パレスチナ・オリーブのホームページに、生産者は無事(ガリラヤ地方、ヨルダン川西岸地区)とあった。

しかし……。ヨルダン川西岸地区もまた道路や検問所の封鎖で街や村から出られない状況だという。

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