2023年10月23日月曜日

迷惑メール

                       
   今は「ETC利用紹介サービス」が連続して届く=写真。「お客様のユーザーIDは、解約予定日までにログインいただけないと登録が解約となります」。その解約予定日が次々に(自動的に?)替わる。

ETCは高速道路の料金所ゲートを止まらずに通過できるシステムで、車にETCカードを差し込む装置が付いていれば利用できる。

高速道路は年に1、2回、いわき市内か近距離しか利用しない。ETCは当然、使わない。一度も利用したことがないので、カードの購入方法もわからない。それなのに、なぜ?

毎朝、ノートパソコンを開けてメールをチェックする。いつからかは定かではないが、迷惑メールが何通か届くようになった。

「ETC利用紹介サービス」だけではない。先日は「利用紹介ETCサービス」というのもきた。中身は同じだ。手を変え、品を変え、次々に……。

前は「アマゾン」を騙(かた)るものが多かった。アマゾンといえばネット通販の会社だと承知はしているが、利用したことはない。

「三井住友カード」の場合は、「弊社カードをご利用いただきありがとうございます。次回お支払金額のお知らせです」。カードは持っていないのに、だ。

要は、個人情報をかすめとるための迷惑メール、偽メール、詐欺メールなのだろう。

カードで思い出すのは、還暦の年に仲間と海外修学旅行を始め、北欧を訪れたときのことだ。

ほとんどの店がキャッシュレス対応だった。カードを持っていない私は買い物ができない。仲間の買い物に便乗しておみやげを買った(もちろん、あとで清算した)。

日本も今は、キャッシュレス化がかなり進んでいる。詐欺師たちはそうした「カード社会」の盲点を突いてくるのだろう。

変なメールが届いたら、とにかくすぐネットで確かめる。ほとんどが迷惑メールなので、「受信拒否リスト」に加えて削除する。

発信者はふだんどこで、なにをしているのだろう。名前を使われた企業などが明かす手口の一端はこうらしい。

アドレス収集者がいて、いろんな手段を使って情報を集める。その業者が迷惑メール送信者にリストを渡す。それを基に迷惑メールが届く。「業」としてランダムにメールアドレスを作成し、一斉に自動送信をする業者もいるという。

おっと、危ない。そんな感じになるときがある。迷惑メールを削除中、間に入っていた正常なメールまで削除しそうになって、ヒヤッとする。これが一番心配だ。

とにかくめげずに、受信拒否リストに加え続けるしかない。そうやっていると、いつのまにか消えていく迷惑メールがある。新たな迷惑メールが現れるとしても(実際、その繰り返しなのだが)、音を上げるわけにはいかない。

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