2017年7月31日月曜日

冷やし中華のマヨネーズ

 昼に冷やし中華が出た=写真。調理したカミサンがいう。「マルトのにはマヨネーズが入ってるけど、コンビニのには入ってないの」
 いわき地方では冷やし中華にマヨネーズをかける。カミサンが市販品を調理し、皿に麺を盛り、キュウリその他をトッピングした上に、マヨネーズで円を描く(私だとジグザグにしてしまう)。マヨネーズが麺にからむと、のどの通りがいい。
 
 在宅ワーク約10年。朝・昼・晩と休みなく食事を用意する人の身になれば、昼は簡単に「袋の味」ですませたい。それで文句はない。
 
 で、冒頭のマヨネーズの話だ。マルトはいわきに本社のあるスーパーマーケット。いわき市民の食習慣を承知しているから、冷やし中華にはマヨネーズの袋が付く。コンビニはよそに製造センターがあって、配達網に乗って商品が届く。いわきのためにマヨネーズの袋を入れるようなことはしないのだろう。

 もう何年も前のことだが、郡山に本社のあるラーメン店で冷やし中華を食べたら、マヨネーズが添えられていなかった。郡山では冷やし中華にマヨネーズをからめて食べるような習慣はないのだと知った。わが家の近所の中華料理店では、ちゃんとマヨネーズを添えて出す。

 そういえば、朝ドラの「ひよっこ」でこんなシーンがあった。乙女寮で食事が始まった。カレーライスを口にした青天目澄子が「うんめ~」、初めてマヨネーズを見たみね子たちは「なんだこれ?」。

 きのう(7月30日)、たまたま街で用を足したあと、近くのヨーカドーで買い物をした。食品売り場を巡ったついでに、冷やし中華を観察した。マヨネーズが入っているものはなかった。全国展開のスーパーだから、いわき向けにマヨネーズ添え冷やし中華をそろえるようなことはしないのだろう。

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