2、3日前、わが家の庭に「アリの行列」ができているのに気づいた=写真。雨脚が強くなったきのう(6月19日)夕方には,車のタイヤがつくったくぼみに水たまりができた。さすがにそこには、アリはいなかった。
なぜアリたちはそんなことをするのか――理由をあれこれ考えたが当然、わからない。専門家ではない人間には、「わからない」ことがとても大事になる。いや、専門家も「わからない」から研究を進めるのだろう。
アリはどこから来て、どこへ行くのか――。「行くアリ」と「来るアリ」とがぶつかり、すれ違いながらうごめいていた、一方向ではない、双方向だ。
台風4号の影響で雨がポツリ、ポツリときたころ、行列の先がどこにあるのかを探った。南(庭)―東(生け垣)―北(店の前の犬走り)―西(犬走り)。よくわからないが、わが家の周りを一周しているだけではないのか。つまり、「堂々巡り」をしているように思われた。
人間に引き寄せた解釈がある。不吉な前兆だとか、大雨が近づいているためだとか。アリのコミュニティの分割という説もある。大雨ならば、台風4号だ。アリがそれを予知して移動した? 台風一過のけさは快晴。家の周囲を見たら、アリは姿を消していた。玄関の外、濡れたコンクリートの上に数十匹がうろうろしているだけだった。
ほんとうはアリよりも雨、そしてハマの防波堤が気になって仕方がない。大津波でコンクリートの防波堤が破壊されたところがある。そこには黒い土嚢が並んでいる。仮の防波堤だ。低気圧、そして台風による暴風雨がしばしば来襲するようになった。今度も大丈夫だったか。
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