2012年6月21日木曜日

大河になった


きのう(6月20日)早朝、「台風一過」の朝日を浴びながら散歩した。夏井川の堤防に立つと、対岸の堤防まで川の流れが広がっていた=写真。ふだんは目測でざっと40メートルの川幅が、岸辺の木々やヨシを飲み込んで対岸の道路際まで最大200メートルほどに広がっていた。まれに見る「大河」だ。

わが散歩コースである平・塩~中神谷地区では河川改修工事が行われた。流れを阻害するものはない。どんどこどんどこゴミが流れてくる。思ったより山に雨が降ったようだ。夏井川渓谷にある川前町、「山の食。川前屋」(直売所)わきの磐越東線では土砂崩れがあったという。

散歩コースの夏井川の水位については、台風のたびに意識して見てきた。水位が堤防の天端からかなり低いと知れば、大水には違いないが規模としては小さい。台風4号は真夜中、横なぐりに雨を降らせながら大急ぎで福島県内を通過したのだろう。

3・11には津波がさかのぼってきた。見たわけではない。目撃した人がいる。その逆流を撮影した人間もいる。愚息の同級生だ。母親から聞いた。アーカイブとして貴重な記録になる。いつか会ったら見せてもらおうと思う。

台風一過後の夏井川は、その後いかに。夕方にも散歩した。朝とはまた違った表情をしていた。ときどき朝の散歩ですれ違う人と会った。私はいつもカメラを首からぶら下げている。で、おもしろい情報を教えてくれた。水没したサイクリングロードにカルガモ親子とコイがいるという。その話は明日に。

ついでながら、きのう紹介したアリたちは、日中には家の周りの「堂々巡り」を再開していた。今朝見たら、数は減ったがまだ「堂々巡り」をやっていた。

0 件のコメント: