2015年3月9日月曜日

3・11イベント

 週末(3月7、8日)に追悼と復興のイベントが集中した。3・11から丸4年。いわき市だけでも、市主催「追悼の祈りと復興の誓い」(8日=アリオス)のほか、「久之浜・大久追悼花供養」(8日)、「なこその希望2015~4年目の祈り」(7、8日)などが行われた。内陸の小川では「『復興』小川の郷・食の祭典」(8日)も。
 7日に草野心平記念文学館の事業懇談会に出席し、8日には2日間開催の内郷公民館まつり公開講座(市内郷支所で開催)=写真=のうち、最後の講座を受け持った。講座がなければ、夏井川渓谷の隠居へ出かけ、ついでに小川の食の祭典をのぞいていたかもしれない。
 
 毎日が日曜日のようでもあり、金曜日のようでもある身にも、土・日は休みたい。なにもなければ日曜日に渓谷の隠居にこもるのは、「オヤジ」から「19歳の老少年」に戻りたいからだ。それで長年、バランスを保ってきたようなところがある。
 
「公民館まつり」の講座でおしゃべりをしたあと、カミサンを拾うため、交流スペース「ぶらっと」へ寄った。東京のYさんからの差し入れがあった。あとでフェイスブックを見たら、久之浜の花供養へやって来たのだった。Yさんは3・11後、いわきその他被災地のリピーターになった。イベントがあると来てくれる。なくても来てくれる――ありがたいことだ。

 そのあと、市立美術館へ市民美術展(陶芸・写真の部)を見に行った。わが行政区の役員をしている女性が、陶器の部でトップ3の1人に入った。かたちが面白い。駐車場へ戻ると、向かいのアリオスからの帰りだという後輩(いわきハワイ交流協会長)に会った。「追悼の祈りと復興の誓い」でハワイからの「贈歌」(おくりうた)が披露されたというから、その関係で出席したのだろう。

 みんなが参加しやすいよう、週末にイベントが集中する。参加できる人、時間がなくてできない人、それどころではない人、それぞれの思いで3・11を迎える。きょう(3月9日)は、午前中は回覧物の振り分けをし、午後は確定申告へ。自分の日曜日(休み)は、あしたとろう。

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