2015年3月13日金曜日

事故のあと

 わが家の前の道路でときどき交通事故が起きる。2月19日朝には、車が正面衝突をした。はずみで車は尻を振られ、縁石をまたいで180度近く向きを変えて止まった。1台は隣家のブロック塀にも接触した。塀の角が壊れ、鉄製の門扉がずれた。3週間たった今も改修工事が続く。
 わが家の隣にコインランドリーがある。斜め向かいに郵便局がある。車の出入りが多い。ランドリーから出ようとした車が反対側の歩道に突っ込んだり、郵便局から出ようとした車がこちら側の歩道を暴走したり……。2月の正面衝突の事故のあとは、郵便局に隣接する民家の生け垣に車が突っ込んだ=写真。アクセルとブレーキを踏み間違えたのだろう。

 きのう(3月12日)の早朝6時すぎ、家の前のごみ集積所にカラス除けのネットを張ろうとしたら、隣家から水が激しく歩道に流れだしていた。これは大変! チャイムを押したが、反応がない。カミサンが電話をかけても出ない。玄関先の様子を留守電に吹き込むと、すぐかかってきた。警戒して出ないのはいいが、これでは緊急事態に間に合わない。
 
 隣家では、もらい事故のあと塀を改修した。引き続き門扉の改修が始まり、水道の古い塩ビ管がむき出しになった。前夜は、異常はなかったという。それが早朝、ゴンゴンとわくように漏水が起きた。凍結・破損?はちょっと考えられない。
 
 すぐ業者が呼ばれて地面の量水器のふたを開け、栓を止めると漏水がやんだ。早くそれに気づけば私でも水を止められたのに……。これも交通事故の後遺症にはちがいない。

 同じ日の正午すぎ、ネギを買いに道の駅よつくら港へ出かけた。国道6号へ出ると、路面に派手なマークが施されていた。ひょろ長い赤地に白く「追突注意」とある。センターラインと路側帯の内側には破線。いやはや1ケタ国道なのに、道幅が生活道路並みに狭まった印象だ。いずれグーグルアースでも「追突注意」の字が見えるのではないか。
 
 赤色だけ帯状に塗られたところもある。何日か前に通ったときにはなかったから、塗装作業は始まったばかりなのだろう。
 
 いわきの道路は3・11以来、相双地区からの避難者、原発事故収束、除染のための車などが加わって、交通量が増えた。特に、北部の国道6号は朝晩、ラッシュになる。路面に「追突注意」と大書しないといけなくなった、ということでもある。

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