夏井川渓谷の紅葉が見ごろを迎えたことだろう。カエデは「色づき始め」だが、それ以外は黄~赤のバリエーションを楽しめるはずだ。渓谷を縫って走るJR磐越東線の列車=写真=も、きょう(11月6日)まで江田―川前間で徐行運転をしている。きょうは日曜日。天気もいいし(風が出てきた)、すぐにも飛んでいきたいところだが……。
8時過ぎには神谷(かべや)公民館へ出かける。「神谷市民歩こう会」の受付が始まる。青少年育成市民会議神谷支部の主催だ。9時の出発に合わせてあいさつをしないといけない。終わると、いわき市立草野心平記念文学館へ。午後1時から吉野せい賞表彰式が行われる。5人の選考委員を代表して結果を報告する。正午には受賞者との会食がある。表彰式の前後にはカミサンを渓谷の隠居へ送り迎えする。
年度の後半に入った10月は、週末に行事が続いた。いわき地域学會の行事もあるが、神社の例大祭出席、公民館まつりの手伝い、シンポジウム参加と、ほぼ休みなしだった。きょうの行事を終えれば、ひとまず自分の時間が多くなる。雑誌「うえいぶ」の編集が始まるものの、在宅ワークだから自分で時間を調整できる。
と思っていたら、いわきの南部・勿来から「震災記録誌をつくるので校正を」という連絡が入った。震災直後、いわき市内で真っ先に市民レベルの災害ボランティアセンターが開設された。少しだけかかわった。多少の土地勘もある。断ったら悔いが残るので引き受けた。
現役のころは「忙しい人に原稿を頼め」でやってきた。忙しい人は時間の調整がうまい。締め切り前には原稿が届く。今はそのお返しをしているようなものだ。きょうも夜には地域学會の市民講座案内の印刷がある。飛び跳ねているうちが花、かもしれない。
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