2018年1月24日水曜日

交通死亡事故発生

 先日、1月3回目の回覧資料を振り分け、行政区の役員さんに届けた。なかに、いわき中央署の「速報」チラシがあった=写真。1月13日夜、隣のそのまた隣の行政区で交通死亡事故が起きた。歩行者とドライバーに注意を促すものだった。
 事故は国道6号で発生した。新聞報道や地元の区長さんなどの話によると、午後7時すぎ、国道を横断中の78歳の女性が車にはねられ、亡くなった。近くに交差点と押しボタン式の横断歩道があるが、そこまで行かずに横断した。

 後日、現場近くを通ったら、電線(電話線?)支柱の根元に花が供えられていた。カミサンが地元の知り合いから聞いたことだと言って、盛んに「プリウス(販売会社)の近く」と言っていた。「プリウス? レクサス(販売会社)でないの」「そう、そう」。車を運転しない者はこんな調子だが、やはり死亡事故はグサリとくる。

 現場を、西から見ると――。いわき市の中心市街地・平を抜けて夏井川を渡り、鎌田山の切り通しで北に向きを変えた国道6号は、今度はまっすぐに東進する。片側2車線の幹線道路だ。平市街の混雑から開放された車は、いきなりアクセルを踏み込む。

 神谷地区8行政区のうち、塩・中神谷西・同南区を抜け、次は草野地区、さらに四倉地区につながるわけだが、この区間はセスナ機ならいつでも不時着できるような幅と直線を保っている。
 
 まだ記憶に新しい交通死亡事故がある。震災前の2010年1月11日夜9時半ごろ、自宅前の国道6号横断歩道を渡っていた人が途中で転倒し、最初の車にひかれた。ひいた運転手らが救護活動中に、今度は別の車にひかれて、全身を強く打って死亡した。隣の区の出来事だった。
 
 車対車、車対人の死亡事故多発地帯でもある。横断中にはねられて亡くなるのはたいてい近所のお年寄りだ。とりわけ神谷地区の国道6号沿いは、いわきでも交通事故遺族が多い地区ではないだろうか。
 
 押しボタン式の交差点では、人ばかりか車も、国道の信号をいったん赤にして車の流れを止めないと合流できない。そこでもちょっと前、わきから国道に合流しようとした車が直進してきた車と衝突した。ひとごとではないのだ。

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