2018年1月15日月曜日

白菜が高い

 いわき市小名浜大原の徳蔵院できのう(1月14日)、「大観音大護摩祈祷初大祭」(初観音)が開かれた=写真。境内では同時に、フリーマーケット「かんのん市」も開かれた。毎年、カミサンがシャプラニール=市民による海外協力の会のフェアトレード商品を展示・販売する。
 わが家からお寺までは、国道6号常磐バイパスを利用して20分くらいだろうか。前はカミサンと荷物を送り届けて帰宅し、ころあいをみて迎えに行ったものだが、このごろは市の終わりが早くなった。時間も燃料も無駄なので、帰宅せずに寺の駐車場でそのまま待機するようにしている。

 3年前から同じ平・神谷に住む知人が「かんのん市」に参加するようになった。白菜などを売る。ちょうど山間地から買って、漬けた白菜が切れる時期だ。今年(2018年)もカミサンに頼んでおいたら、よその人に買われたあとだった。1玉200円だったという。

 昨秋の長雨と台風の影響で冬野菜の生産量が減り、店頭価格がべらぼうに高くなっている。白菜は1玉700円近い。4分の1株でも200円以上する。で、「かんのん市」で先を越されたからには、遠回りしてでも直売所で白菜を買わねば、という気になった。

 知っている直売所は平藤間の田んぼの一角にある。そこを訪ねると、小さな玉の白菜が二つあった。1玉200円だという。通常なら100円程度の小玉だが、大きくて安い白菜が手に入るような状況ではない。買ったら、小さい大根1本をおまけにくれた。一瞬、ミニ野菜の世界に入り込んだか、と思わないでもなかった。

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