冬の低気圧がおかしい。台風並みに発達してあちこちに被害をもたらす。それだけではない。日本でもこのごろは、「竜巻」がたびたびニュースになる。きのう(12月3日)も、新潟市の高校が突風に見舞われ、それは竜巻だろうが、窓ガラスがビシビシ割れてけがをした生徒がいた、とテレビが伝えていた。
なんだろう、この狂暴さは――。北半球だから、台風は南から来る。低気圧は西から来る。南から来る台風には、それなりの備えができる。それが縄文・弥生、あるいはそれ以来の「歴史的警戒心」になったはずだ。が、この4、5年、いや10年かもしれないが、西から来る低気圧が過激になった。
狂暴化する冬の低気圧については、前にもこの欄で書いた。で、こんなことも思う。まさか北半球から台風が孵化して南に向かうようなことはないだろうな。地球の自転による西から東への天気の流れ、例えば冬の気圧配置「西高東低」が「北高南低」にならないだろうな……(地球温暖化による、そんな気象の崩れを、昔、本で読んだ)。
きのう夕方、低気圧が通過して晴れた合間に、夏井川を見に行った。街への行き帰り、夏井川の堤防を利用する。散歩にも利用する。街からの帰りに増水した夏井川を見、それを確かめに散歩へ出たのだ。
サケのやな場が水没していた=
写真。水かさは増していたが、台風のときのようにアップアップするほどではない。要は風だ。冬の風が狂暴になってきたのだ。竜巻に注意しなければならなくなった
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