きょう(12月21日)の夕方、晴れていれば「皆既月食」が見られる。それを、おとといの新聞で知った。今年最後の満月でもある。
きのうの午後3時半すぎに散歩へ出たら、すでに東の空に“満月”が浮かんでいた。バックの空は青。「皆既月食」を撮影するウデは持ち合わせていない。前日の“満月”を撮ることにした。
夏井川の堤防を歩いているうちに、「満月と雲」「満月とダンプカー」「満月とハクチョウ」といった組み合わせが頭に浮かんだ。
月の近くに雲が浮かんでいる、堤防の上をダンプカーがそろりそろりと走っている、ハクチョウが“満月”をかすめるように飛んで行く――撮ってはみたものの、デジカメのモニター画面を見る限りはことごとく不出来だった。
さあ、どうしよう――。さらに“満月”に向かって歩いて行く。国道6号のバイパス終点近く、夏井川にかかる橋の下をくぐるとき、ふっと「満月と橋」を撮ろうという気になった。撮った。が、つまらない。
橋の先にいわき市北部浄化センターがある。ボイラー室かなにかの煙突らしく、先端から避雷針のようなものが天に伸びている。ちょうど“満月”を避雷針が支えるような、あるいは“満月”を今にも避雷針が刺して破裂させようとしているような――そんな「だまし絵」的写真を撮りたくなって、パチリとやったのがこれ=
写真。
きょうの夜明けは快晴。しかし、天気は西から崩れつつある。いわき地方も夕方から曇ってくるらしい。月食は見られるか。
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