いわきキノコ同好会の総会・勉強会・懇親会が日曜日(12月26日)夕、平・旧城跡の平安荘で開かれた。懇親会でのキノコ談議が楽しかった。
夏は猛暑。秋のキノコは期待できなかった。それが、9月の秋分の日以降、前線が停滞して、めったにないキノコ大豊作になった。「先憂後楽」である。こんな年は初めてだ。勉強会では映像を見ながら、今年のキノコの特徴を学んだ。
ざっといえば、①毒キノコのクサウラベニタケが異常発生した②同じキノコでも異種・変種が見られた③見慣れているキノコが巨大化した――などだ。キノコも今年の気象には振り回されたのだろう。
「いわきでエゾハリタケを初めて確認した」「クサウラベニタケを塩蔵することで無毒化を試みている」「ツキヨタケを採って家に持ち帰り、夜、部屋の明かりを消したら光った」。会員の“キノコ愛”は深い。
ツキヨタケ=
写真=は今秋、私も久しぶりに見た。写真を撮るだけにとどめた。闇に光る特性、それを確認するために採取するという想像力は、はたらなかった。「新聞紙にくるんでもボワッと光った」。間接照明ではないか。いやあ、話は聞いてみるものだ。ツキヨタケは、来年は発生すれば採取して、そうしたい。それを写真に撮りたい。
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