いわき市内ドライブ(4月29日)、平・豊間での飲み会(同30日)、郡山市行(5月1日)、いわき地域学會の資料作成・印刷・発送作業(同2日)、近所の立鉾鹿島神社祭典出席(同4日)――。あっという間にゴールデンウイーク(GW)も終盤を迎えた。
GWには祭りが集中する。立鉾鹿島神社は、参道をJR常磐線が横切っている。この日、神輿(みこし)が渡御するときだけは線路への立ち入り禁止が解除される。JRから毎年、社員が2人来て、神輿が渡御する瞬間を見守る=写真。その瞬間だけは一般人も堂々と線路を横断できる。
5月13日夜9時のBSプレミアム「新日本風土記」は、常磐線がテーマだという。神社の祭典の終わりに宮司さんがPRした。「もしかしたら境内で私が掃除をしているシーンが映るかもしれません」。鳥居と鳥居の間を電車が横切るのは珍しい――というので、取材に来たのだそうだ。
あとで、ネットで番組予告記事を読む。福島県分(いわき市)は「一山一家」(炭鉱~ハワイアンズほか)、「常磐もの」(海産物)の2本立てのようだ。全体では5本のオムニバス形式らしい(鉄路にひっかければ「オムニトレイン」か)。
常磐線は竜田(楢葉町)―原ノ町(南相馬市)、相馬(相馬市)―浜吉田(宮城県亘理町)の2区間が3・11後、不通になっている。
平成24(2012)年の歌会始に、元福島高専校長の寺門龍一さんが最年長で入選した。「いわきより北へと向かふ日を待ちて常磐線は海岸を行く」。寺門さんは、自宅が茨城県にある。校長官舎のある平へは常磐線を利用した。常磐線の全面復旧と被災地の復興を祈って詠んだ。
2年後の同26(2014)年の歌会始では、渡辺三利さん(平)の作品「退職の日の終電を見送りて静かに白き手袋を脱ぐ」が佳作に入った。渡辺さんは3・11前の平成16(2004)年3月、原ノ町駅長を最後に退職した。
たまたまご両人を知っている。お二人の作品はまさか「新日本風土記」には出てこないだろうが。
それはさておき、この番組では湯本温泉旅館の女将の集まり・湯の華会も和服でフラダンスを踊るシーンが出てくるらしい。同会がフェイスブックで紹介していた。「和服フラ」って……。見るしかないか。
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