インドのCEPT大学の学生たちが来る。ホームステイを引き受けてほしいと、いわき市国際交流協会からカミサンに連絡が入った。日本語はまったくダメ。英語は片言レベルだがなんとかなるかと、カミサンが引き受けた。
2泊3日。5月20日午後5時から22日午前10時前まで、正味はおよそ41時間。これから決められた場所まで青年2人を送り届ける。
きのうは疑似孫の1人と母親(英語教師)に協力してもらい、小3・小1の孫と両親が加わったおかげで、私は「イエス」とか「ノー」とか言っているだけですんだ。
2人はすでに実社会で仕事をしている。建築士と土木エンジニアだという。出身地や家族、仕事や趣味のことなどを聞いた。1人は肉はチキンだけ(鶏卵OK)、1人はなんでもOK――。初日に顔を合わせるとスーパーマーケットへ直行し、食べたいものを選ばせた。次の日も、代役の英語教師がスーパーで、彼らが食べたいという「お好み焼き」の具を選ばせた。
土木エンジニアのことばがおもしろかった。「道路がきれいだ」。ポイ捨てをする人間もいないわけではないが、日本ではおおむね道路が清潔に保たれている。一夜明けた朝、カミサンの案内で近所を散歩したが、やはり同じ感想を述べていたそうだ。震災からの復興、環境問題への取り組みを学ぶのが目的とかで、少なくとも日常の都市美観・衛生については自分の目で見てわかっただろうと思う。
酒、食べ物、アニメ・漫画、音楽……。書きたいことはいっぱいあるが、ここではインドの紙幣=写真=についてだけ記す。ネット上の知識だが、最高紙幣1000ルピーをはじめ、500・100・50・20・10・5各ルピー(1ルピーは約2.5円とか)がある。そのすべてにマハトマ・ガンジーの肖像が入っている。ガンジーは「インド独立の父」、それを具体的に実感した。
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