おととい(4月29日)はいわき市南部へドライブしたあと、市立美術館で市制施行50周年記念展「女性を描く――クールベ、ルノワールからマティスまで」を見た。その足で近くのギャラリー界隈をのぞいた。
美術館によれば、主に19世紀後半から20世紀前半にかけて、フランスで活躍した画家たちの作品60点余が展示された。目当てはモイーズ・キスリング「赤い洋服のモンパルナスのキキ」=チラシ写真・右。
10代の終わりごろ、渋谷の東急百貨店でこの絵を見た記憶がある。45年以上も前のことであいまいなのだが、展覧会名に「エコール・ド・パリ」(パリ派)が入っていた。アンリ・ルソー、ユトリロ、ローランサン、モディリアニのほかに、シャイム・スーティン、ジュール・パスキン、キスリングらを知った。
キスリングの「赤い洋服」を着たキキが印象に残った。当時は、「赤い洋服」ではなく「赤いローブ」と表記されていたような気がする。それと、もう1点。「魚」も展示されていたように思う。遠くから見ると立体感があった。この作品もずいぶん前、市立美術館の企画展で見た(年報に当たったら、平成3年の「パスキンとエコール・ド・パリ」展だった)
近くの界隈では明5月2日まで、箱崎りえ陶芸展が開かれている。箱崎さんは近所に住んでいる。コミュニティ活動に携わる“仲間”でもある。大から小までユニークな作品がいっぱい展示されていた。次回展は「静かな時
ラ・マンチャ――阿部幸洋絵画展」(5月13~22日)。45年来の友人の個展だ。画廊から案内はがきをあずかった。
きょうはカミサンのいうことを聞いて、郡山市立美術館まで運転手。「古民藝
もりたの眼」展が開かれている。黙って付き従うしかない。
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