球技大会は神谷地区体育協会が主催した。早朝から、地区民で構成する体協の理事や行政区の役員などが出て、テントを張ったりテーブルを並べたりした。区の役員はこのほかに、裏方として選手の飲み物や弁当などの手配・世話をした。終われば、反省会がある。これも区の役員が裏方として準備する。
優勝すると、男子は7月に平地区壮年ソフトボール大会、女子は同家庭バレーボール大会が待っている。ソフトの場合、40歳以上をそろえないといけない。いちだんと人集めが難しくなる。裏方の仕事も増える。2年前に神谷地区大会で優勝し、そのことを実感した。
主にソフトを応援した。炎天下、決勝戦に臨む=写真=と、いきなり初回、2回に打線が爆発し、大量点が入った。「優勝」と「平地区大会出場」を覚悟した。ところが、回を重ねるごとに追い上げられ、結果的には17対22で逆転負けを喫した。
決勝を含めると、3試合を戦わないといけない。なかなかきつい。わがチームは3試合の合計得点が58点、優勝したチームは54点だ。実力では勝るが、最後の最後に息切れして勝ちを譲るかたちになった。別の言葉でいえば、絶妙な負け方をした。
試合中にも冗談が飛び交う住民の親睦が第一の大会で、負けが決まると、試合管理者から「区長さんの表情が明るくなりました」とアナウンスされた。実際、負けて喜んだように見えたのだろう。
バレーも大接戦の末に敗れた。優勝すればもちろんうれしい。が、平地区大会出場の責任が伴う。準優勝にはそれがない。反省会では、座卓に二つのトロフィーを飾り、選手の子どもたちも加わって、「来年も『準優勝を!』」と盛り上がった。
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