2020年1月19日日曜日

静電気ゼロ

 雪国に雪がない――この冬の異常気象が連日のように報じられる。しかし、おかしいのは雪国だけではない。冬は青空が広がる「サンシャインいわき」も変だ。大地が湿っぽい。
 毎日、太陽が顔を出していれば、空気も、家も、畑も乾く。この冬はしかし、車を降りてドアを閉めるとき、「ビビッ」となることはまだない。静電気ゼロのいわきの冬は、近年では珍しいのではないか。(家では石油ストーブを使っている。部屋の空気が乾いている。夜、服を脱ぐときにパチパチいうことはある)。

 ほかにも、おかしいと感じることがある。家の庭に車を止めている。タイヤのわだちができる。雨が降る。わだちに水がたまる=写真。雨が上がれば、ほどなく水は蒸発して庭は乾く。それが、この冬は乾きが遅い。乾かないうちにまたお湿りがくる。車を動かすと、泥がボデーにはねてバシャバシャ音を出す。わだちがさらに深くなる。

 風呂場の濡れタオルも乾きが遅い。変だな、と最初に思ったのは、実はこの濡れタオルだった。冬は気温が低いといっても、空気が乾燥していれば乾きは速い。それがこの冬は遅いのだ。

こうした現象を客観的に示すデータはないものか、考えをめぐらしていたら、「いわき市防災メールサービス(気象情報)」を思い出した。受信記録をみれば、乾燥注意報の発表・継続・解除日がわかる。

昨冬(2018~19年)と今冬(2019~20年)の、12月1日からきのう(1月18日)までの49日間に乾燥注意報が出ていた日数をチェックした。解除日も含めて数えたら、昨冬は合計35日間あったが、今冬はその3分の1の13日間でしかない。静電気が発生しないわけだ。

ついでに乾燥注意報が発表される基準を調べる。地域によって異なっていた。いわき市は「浜通り南部」の基準が適用される。二つある。一つは「最小湿度40%、実効湿度60%で風速毎秒8メートル以上」、もう一つは「最小湿度30%、実効湿度60%」だ。小名浜の今年1月の最小湿度は9日の31%が最小、実効湿度の計算のもとになる平均湿度は50%以下が2日間だけ。データからもカラカラになっていないことがわかる。

甕に漬けて上がった白菜の水にすぐ産膜酵母が張るのも、暖冬といわきの冬らしくない湿っぽさが影響している? 今が旬の根深ネギは? 影響がなければいいのだが。

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