2024年9月14日土曜日

ふとんが濡れた

                     
   なにもなければ日中はパソコンを開いて文章(ブログ)を打ち込むか、検索をして過ごす。むろん、合間に本を読んだり、別の用事をすませたり、昼寝をしたりする。

メールもパソコンを開けるたびにチェックする。届くのはいわき市の防災メールが多い。だいたいは福島地方気象台の発表を踏まえたものだ。

この夏はほぼ毎日、明け方に「雷注意報(発表)」、夜更けに「雷注意報(解除)」が入った。暦の上では秋だが、今もこの流れは変わらない。「長い夏」が続いている

実際の天気は、晴れれば昼前から入道雲がわき、午後になって雷雲が近づく。土砂降りになるときもあれば、雷が弱く響くだけのときもある。

9月12日の午後は、市役所で2時間ほど会議があった。終わって窓の外をながめると、地面が濡れている。気づかぬうちににわか雨が来て、やんだようだった。

家に帰ると、道路はおろか庭も濡れていない。夕方、別の用事で内郷へ行ったが、そちらは路面のあちこちに水たまりができていた。

もしかしたら平は夏井川と鎌田山をはさんで、西の市街(それも一部)で雨が降り、東の神谷・草野方面は遠雷だけのようだった。ピンポイントの降水だったのかもしれない。

翌13日も前日と似たような天気だった。朝から暑かった。いつものようにパソコンを開けると、朝6時過ぎには「雷注意報(発表)」のメールが入っていた。前日の雷注意報は夜10時過ぎには解除されていた。

猛暑が予想されたので、起きるとすぐ茶の間と玄関の戸を開けた。カミサンは少し遅れて2階の窓とベランダの戸を開けた。自分のふとんもベランダに干した。

午後になると雲行きがおかしくなる。2時半ごろ、いきなり茶の間の縁側の屋根が音を立て始めた。すぐ土砂降りになった。

急いで2階の窓と戸、1階の寝室の窓を閉める。雨は西からたたきつけるように降っている。西側の窓枠はたちまち雨でぬれた。

それから茶の間に戻り、ガラス戸を閉める。雨が降っているのに茶の間を開け放しておくと、湿気が入り込む。プリンターの用紙がしける。印刷したら字がにじんだ、なんてことになったら困る。

いつまで降り続けるのか。窓を閉め終わったあとは、ネットで雨雲の動き=写真(気象庁)=と1時間ごとの天気をチェックした。

カミサンは雨音を聞いて、道路の向かいにある故伯父の家に向かった。そちらの窓を閉め終わると、戻って来て茶の間の戸を開けた。

戸を閉めるとすぐ部屋に熱がこもる。私には湿気が問題だが、カミサンには部屋の暑さがこたえるらしい。

そのうち、チラッと2階を見上げたあと、横目で「ふとんは、取り込んだ?」という。

ふとん? いつものように急いで窓と戸を閉めた。ベランダにふとんが干してあるなんてことは考えもしかった。

カミサンが急いで駆け上がり、ベランダからふとんを取り込んだが……。土砂降りの時間が長かったようで、びしょびしょだったという。これは大失態だった。

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