図書館が休みなので、街へ行く用事がない。夏井川の堤防を利用したのは銀行へ行ったときだから、もう1週間以上も前だ。
日曜日(2月16日)の午後、自主防災会の研修会が内郷で開かれた。帰りは午後3時半過ぎになった。久しぶりに堤防を利用した。
新川の合流部で、いつものようにハクチョウが羽を休めていた。そこへ20羽ほどがどこからか帰って来て、次々に着水した。車でハクチョウを見に来た人たちが何人かいた。
ハクチョウはずっと下流の方まで散らばっている。4時半になると岸辺におばさんが現れてエサをやる。それを待っているのだろう。
冬から早春の、夏井川のいつもの光景だ。その光景にぽつんと1カ所、清楚な華やぎが加わった。民家の庭の白梅が満開だった。
では、わが家の南隣にある義弟の家はどうか。帰ってから庭を確かめた。あるじは亡くなったが、カミサンが家の内外の手入れをしている。見ると、ちらほら白梅が咲き出していた。
この日は朝、3週間ぶりに夏井川渓谷の隠居へ出かけた。もう2月中旬だ。「梅前線」は高崎(小川町)までたどり着いているに違いない。沿線の紅梅・白梅はどんな様子か、チェックしながら車を運転した。
平地の中神谷(平)の白梅は満開、空木(くうぎ=小川)では梅の花に気づかなかった。段丘上の高崎(小川)では紅梅のつぼみが赤くふくらみ、白梅が咲き出していた=写真上1。
過去の記録と照らし合わせるまでもない。今年(2025年)はどうも梅の開花が遅いようだ。
8年前(2017年)の拙ブログを見ると、2月19日にはすでに渓谷の椚平(小川)に梅前線が到着している。その上流の小集落、牛小川の隠居でも梅が1、2輪咲き出していた。
午後には研修会がある。それから逆算して、隠居へは30分ほど早く、朝8時半前には出かけた。
隠居からの帰りも、いつもより早くなった。朝来た道を戻り、神谷耕土を進むと、ハクチョウが舞い降りた田んぼで、びっしりとハクチョウが羽を休めていた。そこだけで何十羽、いや100羽近くはいたのではないか。
三島(小川)の夏井川にもハクチョウがいる。朝は20羽ほどだったが、帰り(といっても、10時半過ぎ)には何倍にもなっていた。
定時・定点もいいが、たまには違った時間、違ったルートで移動するのもいい。そんなことを実感した一日だった。
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