きのう(1月25日)は日中、3週間ぶりに夏井川渓谷の隠居(無量庵)で過ごした。1月下旬から2月上旬がいわきの極寒期。室温は午前10時に着いた時点で氷点下3度だった。この時期、朝8~9時の室温は氷点下5度が普通だから、一時的に寒がゆるんでいるのかもしれない。濡れ縁の、雨だれ受けの鉢の水も凍ってはいなかった。
隠居の庭の道路際にアセビが植わってある。ほんの一部だが、花を咲かせていた=写真。植物の世界では、最も寒さが厳しいときに目覚めるものがある。その1つがアセビ。今年は早い。
年末には土が凍っていて取れなかった辛み大根だが、きのうは簡単に引っこ抜くことができた。生ごみも地面を掘って埋めた。昨秋埋めた生ごみが、タヌキかハクビシンかにほじくり返されていた。凍土では生きものも手が出ない。スコップがスーッと入っていくような状態だから、生きものも前脚で簡単に土をかくことができるのだろう。
近くに夏井川支流の中川から小集落を巡って本流に注ぐ用水路がある。厳冬だとしぶき氷ができる。それがない。
帰宅して、し忘れたことを2つ思い出した。フキノトウが下の庭に出る。それをチェックしなかった。対岸の木守の滝に氷柱ができる。1月下旬にかけらを採取して、夏まで冷凍庫に入れておく。この天然氷を取りに行かなかった。雪がチラつくことはあっても、鼻水が垂れるほど寒くても、暖冬で推移している。氷柱は採取できるほどではなかっただろうが。
0 件のコメント:
コメントを投稿