今年(2019年)の正月三が日はつつがなく過ぎた。暮れに年賀はがきの文面を印刷しておいたので、元日がくるとすぐ出すことができた。いわき地域学會の市民講座案内はがきも、新しいプリンターであっという間に印刷できた。
三が日は、元日朝に届いた新聞の折り込みチラシ=写真=を数えることから始まる。折り込みチラシは、1年のうちで元日が最多だろう。10年も“定点観測”をしていれば、なにかしら地域の、新聞の景色がみえるのではないか――そんな思いから、5年前の2014年に始めた“メディア研究”だ。
そのころは地域紙(いわき民報)のほかに、全国紙2紙、県紙1紙を取っていた。全国紙・県紙の3紙で折り込みチラシは計158枚だった。ならすと1紙あたり53枚。比率としては県紙6:全国紙4といったところだった。
全国紙を1紙に減らした去年は、県紙68枚、全国紙40枚で、1紙あたり平均54枚。2014年と比べれば横ばいだ。今年はどうか。県紙が59枚、全国紙が36枚。1紙あたり48枚に減っていた。きのう3日は、折り込みチラシは数えるほどしかなかった。
で、きょうは世間一般でいう「仕事始め」の日だ。私には、所属するコミュニティの仕事がそれに当たる。正月のごみ収集は来週月曜日(1月7日)が初日。その日にごみネットを出すのが、地域での私の「仕事始め」だ。
いわき地域学會の場合は、1・2月市民講座の案内はがきを印刷して投函するのが「仕事始め」になる。若い仲間が「年末年始休のうちに」というので、きのう、事務局の2人と印刷・宛て名張りをしたあと、投函した。
9年も使っていたプリンターがくたびれてきた。一部、字がかすれて読めない。デジタル技術にくわしい若い仲間が発注した新品が暮れに届いた。それを使った。前のプリンターに比べると、スピードが速い。はがきも曲がらない。あっという間に140枚の印刷がすんだ。
若い仲間がスマホからプリンターにデータを送ると、元旦にいわき市と鮫川村にかかる朝日山(797メートル)から撮った富士山のカラー写真が出てきた。プリンターもずいぶん進化したものだ。
というわけで、三が日は、やることをやると、時間が余った。映画を見に行ったり、ドライブをしたりした。なにかに追われてバタバタするどころか、充実した気分になったのは、近年では初めてだ。天気も後押しをしてくれた。
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