2024年5月2日木曜日

やっぱり蚊だ

                     
 4月下旬のことだ。知り合いがフェイスブックに蚊の写真を載せた。そのあとまた、別の人間が蚊の写真をアップした。蚊に刺された最初の日の記録だとすると、今年(2024年)もだいぶ早い。

 まさか4月にはないだろうと思っていたのだが……。最後の最後、30日になって目の前を飛び回るのをバシッとやったら、蚊だった=写真。

 実はその何日か前、カミサンが「庭で土いじりをしていたら刺されたらしい」といっていた。そのあと、といっても29日未明だが、寝床に蚊が現れて額をチクリとやったようだった。

毎年、初めて蚊に刺された日を記録している。去年は4月下旬に出現し、5月4日にチクリとやられた。

記録によると、2012年は5月15日、2013年は同26日、2014年は同25日。2015年は同14日だった。

ちょっと前までは、平均すると刺された最初の日が5月20日前後、最後の日が10月20日前後と覚えておけばよかった。

去年、今年と「平年」よりはかなり早く出現した。というより、蚊に刺される心配のない期間が年々狭まっている。

最後に刺された日も10月20日前後から11月にずれ込んだ。2016年は10月27日だったが、2018年は11月6日、2022年は11月後半の19日だった。

 4月30日にバシッとやったあと、右手の甲が少しかゆくなった。たぶん蚊に刺されたのだ。カミサンの情報、フェイスブックの情報を加味して、今年は4月30日を蚊に刺された最初の日として記録に加えることにした。

 このとき、室温は25度。玄関の戸は開いていた。茶の間のガラス戸は、4月ではまだ開ける気にはなれない。代わりに着ているものを、寒暖の動きに合わせて脱いだり、はおったりする。

半そででは時間帯によって寒くなるので、長そでをまくってしのぐ。毛糸のチョッキに代わって、薄手のベストに替えたが、それでも急に寒くなるとこたえる。

 去年の晩秋まで使っていた缶入りの蚊取り線香が、座いすの後ろにある。11月になっても蚊が飛び回っていたので、ガラス戸のそばからちょっと隅っこにずらしておいた。

 まだ去年の線香が残っている。それを使いながら、新しい蚊取り線香を調達する。ホームセンターやスーパーにはもう、目立つところに蚊取り線香の缶や箱が置いてある。

 晴れた日には茶の間にも熱がこもるようになった。それを防ぐために、座いすの後ろのガラス戸を開ける。

 すると、チョウも蚊も入ってくる。蚊を避けるために線香を焚く。それがまもなく始まる、と自分に言い聞かせる。

地球温暖化は地域温暖化。蚊の活動している期間が長くなっていることからも、それがわかる。

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