2024年5月24日金曜日

「集金」が集中

                              
 庭のエビネの花=写真=が満開になったのは4月下旬。その後、あれこれやることが続いて、ブログでエビネを取り上げる機会がなかった。さすがに5月も中旬に入ると花は散った。

 あれこれのほとんどは、行政区と所属する団体の事務のようなものだ。行政区の場合はコロナ禍後の行事再開が大きい。

 3月は年度末のあれこれ、4~5月は年度初めのあれこれが続く。コロナ禍で行事が3年ほど中止になったこともあって、復活後はなんとも仕事のリズムがつかめない。

 行政区のあれこれは、ほかの行政区も含めた地域全体の年間行事に基づくものが多い。

 新年度に入ると、区費のほかに各種団体の会費、あるいは協賛金、募金などのお願いがくる。

 そのつど団体からの「お願い」のほかに、自分の行政区に合わせた「回覧」をつくって隣組に配る。

 隣組に入っている世帯はもちろん、それを取りまとめる班長さんが、いつまでに、だれ(担当役員)に届けるかを、はっきりさせる意味もある。

 5月20日付の回覧資料は、行政からのものが1件、地元の団体のものが2件、いずれも集金を伴うものだった。

 さらに、6月9日の「清掃デー」(春のいわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動)に伴うごみ袋配布が重なった。

 集金は、市社協からの赤十字会費、地元の体育協会協賛金、青少年育成市民会議の支部会費で、それぞれ色の異なる封筒に芳名簿を添えてお金を集めてもらう。

 これが実はなかなか難しい。どうやったら班長さんが混乱せずにとりまとめられるか。資料を振り分ける私自身がいつも悩んでしまう。

 で、今はそれぞれの封筒に必要な書類をはみ出すように差し込んだうえで(そうしないと、封筒そのものを見落としてしまう可能性がある)大きな袋に詰め、さらに行政区独自の「回覧」を添える。

 そのために心がけているのが、現役のころにたたき込まれた「わかりやすく伝える」記事の書き方だ。とにかく読めばわかる回覧をつくり、混乱を減らす。

 配布をすませると、さっそく問い合わせの電話がかかってきた。いちいち芳名簿に署名をしてもらうのか――。

 原則はそうだが、隣組によっては年間の必要経費をあらかじめ集めているところがある。そこは班長さんの判断にまかせるしかない。そうすることで現実がうまく回っていくならいいではないか、という思いがある。

 区内会の半数近くを占める集合住宅には3人の役員がいたが、今はなり手がいない。私ら周辺の人間が役員を代行している。

 その集合住宅でも班長さんは後期高齢者、という場合がある。こちら(役員)も後期高齢者だ。現実的な対応を優先するしかない。

お金がからむときには、とにかく間違いがないように――それだけを念じるのだが、やはりといったらいいのか、ちょっとした解釈の違いが起きるようになった。

それを避けるための「回覧」のはずなのに……、もっと文章をわかりやすくしないといけないか。このごろはそんな思いが募る。

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