2024年6月19日水曜日

子ども科学電話相談

                            
 きのう(6月18日)紹介したアナグマ?と違って、サギはどこにでもいる。しかし、写真に撮りやすいところは決まっている。平・中平窪の水田地帯だ。

 6月16日の日曜日は、アオサギをはさんでシラサギが3羽立ち、頭上にも1羽が飛んでいた=写真。

 シラサギといってもダイサギ、チュウサギ、コサギがいる。アオサギとの比較からコサギではないが、ダイかチュウかは遠すぎてわからなかった(たぶんダイサギ)。

 そのあと、小川町・高崎の県道でアナグマと思われる動物を写真に収めた。渓谷の隠居で休んでいると、今度はラジオが馬の心臓の話をしていた。

 「子ども科学電話相談」だった。回答者は旭山動物園の元園長小菅正夫さん。どんな質問かはわからなかったが、馬の心臓には心房と心室があるという。

 「心房は血液が戻るところ、心室は血液が出ていくところ」。そうか、ならば人間の心臓も同じだろう、

病院でドクターから心房細動と脳卒中の話を聞いたばかりだったので、心房がどういうものか、少しわかった気がした。

実は子どものころから「不整脈」があるといわれてきた。慢性なので手術うんぬんのレベルではないが、東日本大震災のときに少し症状が進んだ。

 今は心臓の働きを正常にする薬と、血栓を防ぐための抗凝固薬を飲んでいる。抗凝固薬は、いわゆる血液サラサラの薬だが、出血のリスクもある。

震災翌年の暮れ、原因のよくわからない貧血症状が出た。2階に上がるだけで息が切れ、めまいがした。

年明け後に胃カメラをのみ、大腸も調べた。血液をサラサラにする薬のせいで消化器官からじわじわ出血したのが原因かもしれないということだった。新たに鉄分補給が加わった。

それから12年。めまいや動悸はない。が、定期検査の延長で2年ぶりに胃カメラをのみ、大腸の内視鏡検査を受けた。

消化器に大きな問題はなかった。それで終わりと思ったら、今度は循環器科から連絡がきた。

もともと不整脈と薬からきている症状なので、循環器科としての見立てが本筋ではある。

抗凝固薬は脳卒中のリスクを低減するのに有効だが、出血のリスクが高い場合は、飲み続けるわけにはいかない。

その両方のリスクを低減する手術法があるという。血栓の90%以上は左心耳で形成される。それを抑えるために開発されたカテーテル利用の「左心耳閉鎖術」だ。年をとっていることもあって、ドクターがこれを提案した。

手術そのものは1時間程度、3泊4日程度の入院で、手術翌日から歩いてもらう、といった説明だった。提案を受けて夫婦で話し合い、手術を受けることにした。

あとは病院とこちらの予定を突き合わせながら、事前の検査日などを詰めていく。脳卒中と出血のリスクを減らして〇を楽しんでください――。

✕は、片耳が難聴気味なのでよく聞き取れなかった。が、どうも「余生」というふうに聞こえた。余生を楽しむための予防策と受け止めることにした。

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