前に「脳トレクイズ」について書いた。その際、「数独」はお手上げ、しかし90歳になる近所のおばさんがそれを楽しんでいる、ということを紹介した。
90歳のおばさんができるなら、一回り以上若い人間だってできるはず。とにかく慣れること――。おばさんの「アドバイス」に従って、毎日練習を続けている。
数独は新聞に印刷されて届く。そのページを抜き取って直接数字を書き込んでいると、カミサンはパズルに連結している部分(4ページ)を読めない。
やり始めたころは決まって失敗した。どこで間違ったかはわからない。その都度、ゼロから始める。
ボールペンで書き込むと、マス目が埋まってやり直せない。鉛筆だと消しゴムできれいに消せる。
以来、新聞はそのままにしておく。失敗しても書き込みが繰り返しできるように、問題を紙に書き写して、鉛筆でパズルを解いていく=写真。紙は毎日、新聞に折り込まれる「お悔み情報」の裏面を利用すればいい。
数独の解き方をあらためて確認する。3×3のブロックに区切られた9×9の正方形の枠内で1~9までの数字を入れる。縦・横いずれも1~9の数字をダブらずに入れないといけない。
最初は順調に、あるいはゆっくり、それが途中で行き詰まったり、最後の最後になって数字がダブったりする。
なかなか簡単にはいかない。初級・中級・上級とあって、今はもっぱら初級に挑んでいる。
再挑戦、再々挑戦をしてやっと完成、といったレベルだが、90歳のおばさんがいう「慣れだよ」が、少しずつわかってきたような気がする。
とにかく同じ問題をやる。最初に割り振られてある数字を手がかりに、その数字が入るマス目を探す。
縦の列をながめ、横の列をうかがいながら、いっぱいある牛舎の柵(マス目)の中に牛(数字)を追い込んでいく。ここがお前の居場所だよ、まちがっていたらごめん――そんなイメージがわく。
さらに数字が埋まっていって、空いているマス目(ブロックだけでなく、縦・横どちらでも)が二つか三つになったら、まだ使っていない数字を中心に、小さなブロック内をながめ、さらに縦横の配列から逆算して、収まる場所を求める。
残り四つか五つという詰めの段階になって、数字がダブるときがある。これが一番がっくりくる。
だからこそ、同じ問題を何回も繰り返して、体が数独になじむようにする。でないと、上級編に挑戦したのはいいが、やり始めてすぐ鉛筆の動きが止まった、なんてことになりかねない。
「案ずるより産むが易し」だが、初級レベルでも時間はあっという間に過ぎる。慣れるしかない。しかし、数独だけに時間を費やすわけにもいかない。
これは数独の効果の一つかもしれない、と思うことがある。夜の睡眠が深くなった。時間は変わらない。前より脳を使うようなったからだろう。
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