2025年3月24日月曜日

春めく陽気

                     
   3月9日の日曜日はカミサンのアッシー君、次の日曜日は雨。で、夏井川渓谷の隠居へ行くのを断念した。23日は春めく陽気になった。3週間ぶりに渓谷の庭で土いじりをした。

実は前日の22日にも隠居へ出かけている。この日午前中、同じ小川町にある草野心平記念文学館で事業懇談会が開かれ、午後はそのまま隠居へ移動して、集落の総会に参加した。

2日続けて渓谷へ通ったことになる。が、前日は目的が寄り合いだった。「時間に遅れないように」。それだけを念じて車を運転した。同じルートなのに、いつものように景色の変化を楽しむゆとりはなかった。

前日に隠居へ着いたとき、入り口にあるアセビの花が満開なのに気づいた=写真上1。3週間前、つぼみはほんの小さな粒々でしかなかった。

春は植物が目覚め、生長する時期。3週間もたつと、形状ががらりと変わっている。下の庭に群生するフキノトウもそうだった。つぼみが頭を出して、びっしり花をつけていた=写真上2。

土いじりだけが目的の日曜日は、やはり時間の感覚が違う。「何時までに」、あるいは「何時何分までに」といった制約がない。

自分の裁量で時間をコントロールできる。隠居へ早く着こうと、遅く着こうと、あまり関係がない。そのゆとりがあればこそ、風景の変化も目に入る。

どこにどんな木が生えていて、いつ花を咲かせるかは、30年も通っていればわかる。

たとえば、夏井川にそそぐ加路川のそばの道沿いにハクモクレンの木がある。ゆっくり通過しながら、咲いたばかりの花を確かめる。

道端の畑に黄色い点々があれば、やはり減速して菜の花であることを確かめる。後続車両がないからこそできるウオッチングだ。

22日には気づかなかったが、平地も渓谷もいちだんと春めいてきた。「花前線」がそれを物語る。

白梅は渓谷でも満開を過ぎた。夏井川流域では渓谷あたりまで分布するヤブツバキが花をつけた。

籠場の滝の上流、山側から県道にかぶさるようにして咲くマンサクは? 車を減速して見上げると、花が満開だった。

ハクチョウはどうか。3月も下旬となれば、いわきからは北へ旅立って姿を消す。夏井川に新川が合流するわが生活圏の塩(平)地内では、3月に入るとあらかた姿を消した。

その上流、三島(小川町)のハクチョウは、22日には10羽前後が休んでいるだけだった。23日も10羽を切っていた。いよいよここからも最終便が飛び立つ。

 次はアカヤシオだ。平地のソメイヨシノと同時に、渓谷ではアカヤシオの花が咲き出す。これこそがわが春の花の本命といっていい。

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