きのう(6月18日)は、朝のうちはまだ風が通り抜けていたからよかったものの、正午近くになるとほぼ無風になった。すると、背中がじわじわ熱せられて汗がにじみ出てきた。
南に面した茶の間で仕事をしている。南東北の梅雨が明ける7月下旬ならともかく、梅雨の晴れ間(旧暦5月14日の五月晴れ)に熱気に包まれるのは、今までにもあったかもしれないが、最近では初めてだ。
あまりの熱気に目の前の電波時計を見ると、29度を超えていた。数値が29.4から29.5、29.6と、0.1刻みで上昇する。ちょっと用を足しに行って戻ると、12時51分に30.1度になっていた=写真。屋内でそうなら、外はもっと高いだろう。
午後1時すぎ、街へ出かけた。平の五色町交番そばのデジタル表示板が32度を示していた。今年初めての真夏日だ。夕方帰宅して福島地方気象台のホームページで確かめたら、「今日の最高気温」が小名浜でも12時59分に31.7度、今年最高だった。なんと、なんと! 昼下がり、いわきではマチもハマも蒸し風呂状態になった。
車中に、カツオの刺し身用の「マイ皿」を置いておいた。いつもは日曜日に買いに行くのだが、酒を飲む会合が入った。で、一日早く食べることにした。夕方4時半、車に戻って皿に触れると熱を持っている。魚屋で水で冷やしてから、盛り付けてもらった。
ゆうべは、茶の間を開け放したまま、晩酌をした。夜の10時近くなっても室温は26.5度。こう暑い日にはやはり、にんにくじょうゆにつけたカツ刺しが「こでぇらんねぇ(最高だ!)」――となる。阿武隈の山猿がいわきに根っこをはやした理由の一つが、このカツ刺しだ。3・11を経験してからはなおさら「こでぇらんねぇ」くなった。
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