2018年3月22日木曜日

暑さ寒さは彼岸を過ぎても

 彼岸の中日のきのう(3月21日)はずいぶん冷え込んだ。午後から雨になった。いわきの内陸部の山田町では、1週間前、最高気温が20度を超えたのに、きのうは日中、5.4度にとどまった。「暑さ寒さも彼岸まで」というが、実際には春の彼岸を過ぎても寒さは続き、秋の彼岸を過ぎても暑さは続く。 
 今は寒さの冬と光の春が綱引きをしている。寒さの冬が強いときもある。最近の例では2010年。4月の下旬にいわきの山間部が雪に見舞われた。平地のソメイヨシノが満開になっても、寒さの冬はなかなか去らなかった。
 
 3月も、もう後半。年度末を迎えて事務的な仕事が増えてきた。この時期は庭の草木をながめるゆとりもない。たまたま外の空気を吸いに行ったら、足元にスミレの花が咲いていた=写真。クリスマスローズもキズイセンも満開だった。花を見るだけでも気分転換になる。
 
 間もなく区内会の総会が開かれる。今年(2018年)は例年より1週間ほど早いペースで準備を進めた。おかげで、去年よりは気持ちの上で余裕がある。

 1カ月後にはいわき地域学會の総会が開かれる。きのうは午後から、休日でないと時間が取れない若い仲間と、総会案内の往復はがきを印刷した。去年(2017年)は、往信面と返信面を間違えた。ありがたいことに、郵便局で「返信」の字の上に「往信」のシールを張ってくれた。その失敗を思い出しながら、注意して印刷した。
 
 次の休日からは総会資料づくりが待っている。決算にけっこう時間が取られる。会計はもちろんいるが、前処理が必要なものがある。慣れないカネ勘定でくたくたになる。

 あしたは小学校の卒業式。区を代表して臨席する。年度が替わるとすぐ小学校の入学式がある。これにも臨席する。合間に、行政がらみの会議が続く。この何年かは、3月後半から4月後半までの1カ月間がとりわけ忙しい。
 
 今朝、起きるとまだ雨。西の山は雨で煙って見えない。しばらく降り続くというサインだ。昼間は電卓をわきに置いてカネの勘定をしよう――そう自分に気合を入れる。

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