厳冬がソメイヨシノをはじめとするサクラの「休眠打破」を早め、最近の好天も手伝って、一気に開花した。サクラだけではない。庭のプラムもほぼ満開だ=写真。今年のいわきは、人間界の年度替わりと自然界の移り行きが一致したようだ。
きのうは午後、平市街へ出かけたあと、草木台の直売所で買い物をした。内郷から常磐へ抜ける道路に「堀坂(ほっつぁか)トンネル」が開通した。そこを通ってみたい、とカミサンが言う。単なる好奇心だが。
街からわが家へ帰るのに反時計回りのルートをとり、堀坂トンネルを抜けて湯本に入り、浅貝から草木台へと進んだ。道沿いの家や街路のサクラが咲き、モクレン、レンギョウなどが満開だった。
直売所で買い物をしたあとは、国道6号常磐バイパスにのった。先日も書いたが、同バイパスでは、平市街の出入り口から終点・平下神谷までの4車線化工事が進められていた。それが、ちょうどこの日午後、供用開始になった。
すると、あす4月1日からは、常磐バイパスはすべて国道6号になり、今まで国道6号だったところは県管轄の道路に変わる。わが生活圏(神谷地区)の場合は、いわき市から山形県南陽市に至る阿武隈高地縦断ルートの国道399号だ。十五町目交差点から神谷の常磐バイパス交差点に起点が移る。
ここしばらくは、旧「ロッコク」を利用するたびに「サンキュウキュウ」と口ずさんで、頭を切り替えねば――。
0 件のコメント:
コメントを投稿