東北南部のいわき市は暴風雨圏のはじっこだったのか、きのうは朝から風が吹き、午後遅くなって雨が降ったものの、わが家のあるあたりではおしめりにさえならなかった。台風がもたらした雨の量(48時間降水量)は、いわきの平で9.5ミリ、小名浜で4.5ミリ、山田で10.5ミリだった。西に降らす分を少しおいていってくれてもよかったのに……。
7月最後の週末。いわき市内では夏まつりがスタートしたが、イベントによっては中止・延期が相次いだ。きのう午後、カミサンがかしま荘夏祭りに出店するので、荷物と本人を送り届けた。帰りは一番海寄りの道を利用した。鹿島から豊間へ抜け、灯台のふもとに出て薄磯~沼ノ内~新舞子海岸と進んだ。
海は少し荒れていた。海岸堤防がかさ上げされたため、橋の上でしか白波は見えない。薄磯海水浴場はもちろん遊泳禁止になっていた。駐車場には、それでも車が数台止まっていた。
新舞子には、道路沿いに点々とオニユリが咲いている=写真上1。オニユリは7月下旬~8月上旬が花期だが、今年(2018年)は猛暑続きで開花が早まったようだ。
東日本大震災後、夏井川河口右岸の砂浜にCSG(セメンテッドサンド・アンド・グラベル=コンクリートガラにセメント・水を練り混ぜたもの)を主材料にした、高さ7.2メートル、長さ920メートルの海岸堤防が完成した。
その陸側にクロマツ苗木が植えられている。<みずほ>の森という。ふだんは閉まっているゲートが開いていた。下草刈りを終えて帰るのか、堤防をぞろぞろと人が歩いている=写真上2。こちらも日中は雨の影響が少ないと判断して行事を実施したのだろう。
いわきの平地は暴風雨ともならず慈雨ともならず、といったところだが、山地はどうだったか。これから夏井川渓谷の隠居へ車を走らせて様子を見てくる。キュウリの収穫も兼ねて。
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