2019年11月20日水曜日

台風19号㉞渓谷のカエデ紅葉

 きのう(11月19日)、9日ぶりに夏井川渓谷の隠居へ出かけた。土・日と街で行事があった。月曜日は雑用に追われた。
台風19号から1カ月と1週間。平日の夏井川左岸域の様子は――。平商業高校近く、造成の住んだ宅地が臨時に水害ごみの集積所になった。最初は一角だけだったのが、不法投棄も相次ぎ、あっという間に廃棄物の山ができた。自衛隊が廃棄物を搬出していた。その隣接地区、平窪の水田に漂着したボートは、さすがになくなっていた。遅れていた稲刈りも終わったようだ。

丘を越えた先、小川・三島橋の上流はハクチョウの越冬地でもある。午前10時半という時間帯だったからか、100羽、いや200羽以上が羽を休めていた。昼近く通ると、半数以上が姿を消していた。近くの田んぼへ移動したのだろう。

 渓谷はカエデの紅葉が真っ盛りだった=写真上1。カエデは県道小野四倉線沿いに多い。老カメラマンが何人もいた。いわき観光まちづくりビューローの知人もカメラを向けていた。午前中は逆光狙いだ。
牛小川の隠居のカエデは、遠目にはきれいに紅葉しているが、近づくと1枚1枚が汚れている。順光で写真を撮ろうという気がおこらない。知人から人気の撮影ポイントを教えてもらって撮ったのがこれ=写真上2。直下を、夏井川が水をたたえて流れている。牛小川の隣、椚平(くぬぎだいら)の小集落の一角にあって、ふだんは車で通りすぎるだけだ。

 晴れて風が強かった。強まっては弱まり、弱まってはまた強まる。そのたびに木々の枝から紅葉・黄葉が離れる。毎年、この時期になると風に舞う枯れ葉を狙うのだが、納得のいく写真はまだ1枚もない。
 渓谷を通るJR磐越東線は先週末の16日、ほぼ1か月ぶりに運転が再開された。きのうは牛小川踏切付近に作業員がかたまって、線路の付属物を点検していた=写真上3。

 帰りは江田駅前の露地で地元のおばちゃんたちが開いている直売所へ寄る。塩漬けのフキと芋茎(いもがら)を買った。小野町のNさんも日曜日には自然薯を直売したらしい。いつもの場所にパイプで支柱が組み立てられていた。

日曜日には結構、行楽客が多かったという。この分では今度の連休も期待がもてるか。24日の午後は街で行事がある。午前中なら渓谷のNさんの直売所を訪ねる時間がある。曲がりネギ(三春ネギ)を持って来ているかもしれない。

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