2019年11月30日土曜日

いわきも「初氷」

 きのう(11月29日)は、日中もあまり気温が上がらなかった。朝7時半ごろ、店の雨戸を開けたカミサンから声がかかる。ディスプレイとして店の前に置いてある大皿の水が凍っていた=写真。この冬の、わが家の「初氷」だ。NHKもローカルニュースで、福島市で初氷が観測されたことを報じていた。
 福島市では、気象台の職員が季節的な現象を目と耳で観測する。それが公式記録になる。いわき市小名浜の測候所に職員がいた平成20(2008)年9月末までは、小名浜での生物季節観測がいわきの公式記録になった。ソメイヨシノ開花・満開、イロハカエデ紅葉・落葉、ウグイス初鳴、モンシロチョウ初見など、結構な数の季節現象を職員がチェックしていた。

気象台にならって、個人的に暮らしのなかでできる生物季節観測を続けている。公式からははずれるが、蚊に初めて刺された日(平均5月20日)と最後に刺された日(同10月20日)、夏井川渓谷にある「木守の滝」から天然氷を取った日など。測候所の生物季節観測が途切れたあとは、自分の生活圏内でのウグイス初鳴、ツバメやハクチョウ初見など、できることは記録するようにしている。

拙ブログで、測候所が無人化になる直前の小名浜の初氷(公式記録)を見ると――。2006年:11月25日、2007年:11月24日で、小名浜の初氷の平年値は11月19日だった。それに変わりがないとすれば、わが家の大皿の初氷は平年より10日遅く、去年よりは11日早い。

きのうの寒さを知るために、気象台のホームページで最低気温のデータを確かめた。福島県内では観測32地点が軒並み氷点下で、あらかた「今季最低」だった。相馬といわきの山田はさらに、「11月の観測史上最低」とあった。最高気温は小名浜9.8度、山田9.2度。日中も寒かったわけだ。

こうなると、夏井川渓谷の隠居の水道管が気になる。厳寒期には洗面所の水道管が凍結・破損する。台所の温水器もやられる。12月に入ったら洗面所の元栓を締め、台所の温水器の水を抜くようにしている。

  あしたから師走、そして最初の日曜日。洗面所が濡れ、温水器が水を噴いているようなことはないだろうが、それを確かめるためにも早めに隠居へ行く。

きのうの夕刊はこの冬一番の寒さをどう報じているか。届いた新聞を見たら、どこにも記事がない。わが古巣ながら新聞から季節感が薄れて久しい。

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