2021年1月21日木曜日

月曜日の風景

                      
 日曜日(1月17日)は広野町の中華料理店へ出かけたので、夏井川渓谷の隠居へ行くのは翌日、月曜日になった。

午前中は隠居の畑が凍っているから、生ごみは埋められない。午後2時過ぎに家を出た。当然ながら、学校も職場も工事現場も動いている。ダンプカーが行き来していた。帰りには、下校中の小学生とすれ違った。月曜日の風景は、日曜日とは全く違っている。月曜日だからこその驚きもあった。

冬場、隠居に着くといつもそうするように、台所の流しと洗面所をチェックした。ん? 流しの角に水たまりができている。すぐ上には温水器。水道の蛇口をひねると水が出た。それはいい。そこに接続してある温水器の元栓を開けたら、温水器から水が噴き出した。あわてて元栓をしぼる。すると、温水器から水がドボドボ漏れた=写真上1。

水抜きをしたつもりだったが……。中途半端だった、水が残っていた。10日の日曜日朝、隠居の室温は氷点下8度。前の日の土曜日は、平地のわが家でも風呂場の水道管が凍って水が出なかった。このときにやられたのだろう。

10日は隠居の水道全体が凍っていたから、温水器の凍結・破損には気づかなかった。その後、少し寒気がゆるんだために渓流の氷も融けた。温水器の氷も融けた。それで18日に見たときには流しが濡れていたのだ。

ちょっと手を抜くと、すぐこうなる。夜、「水道のホームドクター」(同級生)に電話をする。「温水器はガス屋さんだな、水道屋は扱えない」。前にも同じケースで電話をしたことを思い出す。そうだった。隠居の燃料はプロパンガスで、同じ渓谷の川前の燃料店に頼んでいる。あとで連絡しよう。

隠居の帰りにJR磐越東線江田駅前の夏井川渓谷キャンプ場に目をやった。月曜日なのに、テントが4張り、焚き火の煙まで立ち昇っている=写真上2。間もなく夕方。そのまま野営するのだろうか。

帰宅して少したつと、客人がやって来た。前日の日曜日に訪れた広野町の中華料理店主だった。新規開店を祝ってラーメンを食べに行った。ちょっとばかりお祝いの品も置いてきた。そのお礼なのだろう。前の夜につくったという「えびちり」をいただいた=写真上3。そこで開業に至る経緯や内郷から通っていることを聞いた。火曜日が定休日と思っていたが、月曜日だったか。あるいは今週だけそうしたか。

人も自然も絶えず動いている。同じことの繰り返しのようでいながら、微妙に変化し、生成している。月曜日は日曜日とは違う――特にそのことを実感する一日になった。

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