2021年1月25日月曜日

翼を持った隣人たち

                      
 子どもが小さかったときには、日曜日になると平の石森山へ、夏井川の下流域へと、撮影を兼ねてバードウオッチングに出かけたものだ。今は庭に来る野鳥や、車で出かけたときに目の前に現れた野鳥をパチリとやるだけだ。

 野鳥は翼を持った隣人。ごみ集積所の袋を破って生ごみを食い散らかすカラスはやっかいだが、あらかたは人間と一定の距離を保ってつきあってくれる。鳥から見ると、自分たちの領域を侵食し、脅かす存在が人間ということになるのだろうが。

 私のフィールドは自宅の庭のほかに、①夏井川渓谷の隠居の庭②夏井川下流の堤防③その他(車で出かけた先々)――だ。鳥は自由に空を移動する。どこにでも現れ、どこにでも行く。その意味では、鳥の世界のほんの一部を見ているだけにすぎない。

 それでも、チリも積もればなんとやら、ピンボケを含めて撮影した鳥の写真はけっこうな枚数になる。そのなかから去年(2020年)10月以降に撮影した5枚を紹介する。

 最初はエナガ=写真上1(1月10日=夏井川渓谷)。隠居の庭に小群で現れた。たまたま望遠を車に積んでいた。それで撮った。

 次はオオバン=写真上2(1月6日=滑津川河口、いわき新舞子ハイツそば)。鹿島ブックセンターへ行くのに県道小名浜四倉線を利用した。同川を渡ったとき、水面が凍っていたように感じた。後日確かめに行ったら、ただの光の反射だった。そのとき1羽、真っ黒なオオバンが泳いでいた。

 3枚目は冬鳥のジョウビタキ雌=写真上3(1月3日、平・下高久)。学校の後輩を訪ねて、“ドラム缶焚き火”を楽しんでいたとき、マキの山の上に現れた。マキを割ると中に幼虫がひそんでいることがある。それを狙っているのだという。

 メジロはこのごろ、よく庭に現れる。茶の間から望遠で撮ったのがこれ=写真上4(12月17日)。しぐさがおもしろい。目の周りの白いリングもかわいい。

 最後はウミウの一群=写真上5(10月2日)。夕方、夏井川の堤防を通っていたとき、前方を海へと向かっていた。「く」の字になって飛んでいる姿が珍しくて、普通のカメラで撮ったのを拡大した。

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