子どもが小さかったときには、日曜日になると平の石森山へ、夏井川の下流域へと、撮影を兼ねてバードウオッチングに出かけたものだ。今は庭に来る野鳥や、車で出かけたときに目の前に現れた野鳥をパチリとやるだけだ。
野鳥は翼を持った隣人。ごみ集積所の袋を破って生ごみを食い散らかすカラスはやっかいだが、あらかたは人間と一定の距離を保ってつきあってくれる。鳥から見ると、自分たちの領域を侵食し、脅かす存在が人間ということになるのだろうが。
私のフィールドは自宅の庭のほかに、①夏井川渓谷の隠居の庭②夏井川下流の堤防③その他(車で出かけた先々)――だ。鳥は自由に空を移動する。どこにでも現れ、どこにでも行く。その意味では、鳥の世界のほんの一部を見ているだけにすぎない。
それでも、チリも積もればなんとやら、ピンボケを含めて撮影した鳥の写真はけっこうな枚数になる。そのなかから去年(2020年)10月以降に撮影した5枚を紹介する。
最初はエナガ=写真上1(1月10日=夏井川渓谷)。隠居の庭に小群で現れた。たまたま望遠を車に積んでいた。それで撮った。
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