「危険な暑さ」が続く。屋外だけではない。家の中でも熱のこもる場所がある。わが家では茶の間だ。
何度も書いているが、6畳(西側)と4畳半(東側)の仕切りをなくし、西側に座卓やテレビ、カウチを置いている。そこで一日の大半を過ごす。
店から帳場、そして東側の4畳半は玄関と直結しているので、南北に風が抜ける。ところが6畳の茶の間は、西側に押し入れと床の間、北側に壁があって、熱の逃げ場がない。南側からは庭の輻射熱が背中をあぶる。とにかく扇風機をかけっぱなしにするしかない。
拙ブログの記録によると、平成27(2015)年8月1日、外出から帰った夕方、茶の間の室温が電波時計で35度を示していた。わが家の室温が35度になったのは、いや35度に気づいたのは、近年ではたぶんこのときが初めてだ。
同30(2018)年8月25日も午後1時半ごろ、室温が35.3度に達した。このときは思わず北隣の部屋に退散した。午後3時過ぎには遠雷とともに、雨が大地をたたきつけ、32.6度まで室温が下がった、とブログにある。
しかし、なんといっても驚いたのは、令和2(2020)年8月11日。これもブログの記録だが、早朝からクラクラする暑さになった。ときおり、電波時計の気温をメモした。
9時過ぎ、室温はすでに30度を超えて32.3度に。2時間後の11時近くには34.2度。正午前には35度を超えた。
その後も小刻みに上昇し、2時半になると、たぶんわが家では初めて、36.0度に達した。3時直前に36.1度になったのがピークだった。
暑さだけではない。セミの鳴き声も耳を射る。これも前に書いた文章をなぞると、こんな感じになる
わが家の庭では6月下旬から8月下旬にかけてセミが鳴き続ける。蝉しぐれのピークは7月下旬。早いときには、未明の4時過ぎに鳴き出す。最初はミンミンミーとつつましい。やがて日が高くなるとつんざくように、ミンミンミンミンミー、ミンミンミンミンミー……。
合間に、ジリジリジリジリジリのアブラゼミ。闇に包まれたあとも、思い出したようにジリジリジリジリと鳴いたり、茶の間に迷い込んだりする=写真。
さて、もう一つ。去年(2022年)の晩秋、車をフィットからアクアに替えた。中央のメーターにいろんな表示が出る。その一つに、車の「外気温」がある。このごろは、車に乗るとまず、この気温表示に目がいく。
7月27日は午前中、市庁舎で会議があった。昼前に終わって、車に乗り込んで外気温の表示を確かめると、「38度」だった。
アクアの外気温センサーはナンバープレートの後ろ、地上30センチのところにあるらしい。アスファルトの駐車場だから、輻射熱が外気温をそこまで高めたのだろう。
暑さはこれからが本番。車の外気温表示が40度なんてことにならないといいが。とにかく意識して水を飲むようにしている。
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