2023年8月3日木曜日

曇雨天で一服

                      
 真夜中、強烈な雷鳴で目が覚めた。というより、早い時間に眠りに就くと、日付が変わるころ、いったん目が覚める。そんな時間に雷がとどろいたから、体まで覚醒したようだ。かすかな雨音に反応し、急いで2階に上がって窓と戸を閉めた。

 起きたついでにブログをアップする。そのあと、気象庁のホームページで「雨雲の動き」を見る。どうやら雷雲は去ったらしい。また2階へ行って、窓と戸を開けた。

 が、未明にまた雷鳴がとどろいて、雨が降ってきた。あわてて2階へ上がり、また窓と戸を閉めた。

 なんてことだ。「夕立」は、子どものころから体にしみこんでいる。午前中は晴れて酷暑になる。そのうち、西空から入道雲がわきあがる。やがて雷鳴とともに通り雨が来る。それが、午後遅い時間。ゆえに、夕立。

 ところが、このごろの雷雨は午後の早い時間にやって来る。毎日のように雷注意報が発表される。午後には雷雨が来る、そう警戒しながらも、ここ何日かは“カラ降り”が続いた。

 雨がない。庭の土が乾いて白くなる。砂漠生まれのネギと違って、キュウリには水分が必要だ。家庭菜園では水不足になっている野菜もあるだろう。

 夏井川渓谷の隠居でキュウリを栽培していれば、それこそ3日おきに出かけて、風呂場からホースを伸ばして水を補給しているところだ。

 たまたまキュウリは栽培していなかった。その心配がない代わりに、わが家の庭木の様子が気になる。

8月1日。大気が不安定な状態が前夜から続いていたらしく、間歇的に雷雨が来た。その都度目が覚めた。

月初めの日なので、いつもだと8時半には回覧資料を配りに行く。朝になっても、曇雨天は続いた。パソコンで「雨雲の動き」=写真=をたびたびチェックし、実際に空を仰ぎながら、いつ配りに出るか見計らった。

9時半近くになると、雨が静かにこぼれる程度になり、庭のセミがいつものように鳴き出した。セミが一斉に鳴き出したのを合図に、「よし、今だ」そう決めて車を走らせた。

時折、腕が雨粒を受けてひんやりしたが、傘が必要なほどではない。セミの鳴き出しと合わせて出かけたのは正解だった。

結局、この日はずっと空に雲がかかったままだった。それがよかった。室温は28度台を保ったままだった。これだと、頭もすっきりしているので、書くことも、考えることもできる。

カミサンのところへおしゃべりに来る女性も相次いだ。口々に28度のしのぎやすさを語っていたそうだ。

とはいえ、翌2日はまた、朝から快晴の真夏日に戻った。そうなると、やはり思考力が落ちる。ときどき水を飲みながら、茶の間で静かにしていた。

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