土曜日は、平沼ノ内の朝市へ出かける。
県道小名浜四倉線沿いの「はーぶの里」で、道端に「朝市」ののぼりが立つ。
野菜がある。手作りパン・カレーコロッケ・まぜごはんと季節の加工食品(この前は「ふきのじみそ」を売っていた)がある。地魚がある。
ブースというほどではないが、生産者がテーブルに陣取る。野菜は3、4人。魚は1人。パンやコロッケは「朝市」主宰者のMさん。
カミサンが各テーブルを巡り、満遍なく品物を買う。野菜や魚は一品50円、100円、高くても200円。1カ所だけで買う、というわけにはいかないから、バラ買いをする。正直に言うが、野菜は立派なものではない。家庭菜園で作られたものだ。その不ぞろいさ加減がいい。
魚が人気らしい。で、2月下旬には買い物客が殺到して車の出入りがままならなかったそうだ。
3月1日に行ったら、駐車場の地面に車はここですよと、1台1台止められるようにロープが張られてある。おかげで来る車、来る車が整然と枠内に止める。Mさんのご主人がひとり、手作業でロープを張った。
朝市の楽しみは何だろう。品物を買うことか。もちろんそうだが、売っている人の顔を見て、話をして(買う人同士も)、いつもとちょっと違ったひとときを過ごす。
と同時に、新鮮なおいしさを味わえることだろう。
たとえば、ヤリイカ。その日の早朝、市場に揚がったヤリイカが朝市に出る。「刺し身がうまい」と勧められれば、家に帰ってすぐ、カミサンが調理をする。朝の刺し身である。
朝飯前の食材探し、これが朝市の魅力といってもいい。
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