車を運転して目的地に着く。ドアを開ける。車から降りて閉める。と、「バチッ」。静電気で火花が起きたのだ。
この「バチッ」は、慣れればOK、というようなシロモノではない。いつも感電して「痛(イタ)ッ!」となるから、ビクビクしながら車を降りる。車だけならまだしも、建物でも「バチッ」とくるときがある。
私は今、いわき駅前の再開発ビル「ラトブ」であらかた昼の時間を過ごす。地下駐車場に車を止めて、車外に出る。「バチッ」とこないときは、軽やかな足取りでエレベーターの乗り場へ向かい、駐車場とエレベーター乗り場を仕切るドアのノブをつかむ。と、そこで「バチッ」とやられる。「ナンダ、この建物は」と初めは腹が立ったが、なんのことはない、冬場の乾燥期が続いて私自身が帯電していたのだ。
インターネットで情報を探ったら、こういうことらしい。
車を運転しているうちに、車の背もたれと自分の背中がこすれて帯電する。外へ出てドアを閉めようとした瞬間に、蓄えられた電荷が「バチッ」と火花を発して放電する。それが痛さの原因だ。
予防策は意外と簡単だった。
足を地面につける前に、車の金属部分に触れる。それでアースされた状態になるので、火花放電はなくなる。それでもドアノブの「バチッ」が心配だ。そんなときにはコンクリートの壁に手を触れてからドアノブに触るといいですよ、とあった。
早速、5日から二つを実行している。結果はOK。車を降りるときも、ドアノブに触るときもビクビクしなくてすむようになった。
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