けさ(3月15日)、用事があって夏井川渓谷の無量庵へとんぼ返りで行ってきた。道を往復しながら、花前線をチェックした。
ヤブツバキの花は渓谷の出入り口、高崎(いわき市小川町)から地獄坂を上って渓谷の前半、江田駅近くまで満開に近い=写真。その先はどうかと見ると、籠場(かごば)の滝の手前、山側の木に1輪が咲いていた。ヤブツバキの花前線もようやく無量庵のある牛小川へ到着したようだ。
牛小川では、日だまりのアセビが白く小さな花を鈴なりにつけて、風にもまれていた。マンサクはすっかり満開になって、黄色いぽやぽや毛を青空に広げていた。畑にはオオイヌノフグリの青い小花。原っぱではフキノトウがいっぱい頭を出して、今にも薹(とう)が立ちそうな気配だ。
今年初めて車の窓を全開にした。
小川江筋の取水堰がある小川町三島の夏井川には、ハクチョウの姿はなかった。
平野部の平中神谷へ戻ると、道端にヤブツバキの花が散乱していた。平野部ではとうに落花が始まっている。
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