ふだんより少し早く、といっても20分ほどだが、今朝(3月29日)6時過ぎ、塩(いわき市平)の夏井川へ直行した。双眼鏡で確かめると、まだコハクチョウが20羽ほどいる。
それからきびすを返して岸辺のサイクリングロードを歩き始めた。と、不意に石川啄木の短歌が口をついて出る。「やはらかに柳あをめる/北上の岸辺目に見ゆ/泣けとごとくに」。対岸の岸辺の柳が朝日を浴びてうっすら緑色に染まっていた。まさに「やはらかに柳あをめる」だ。
ここは東北の最南端。北上川ではないから歌に詠まれた柳と同じかどうかは分からない。が、たとえばカワヤナギは本州~北海道南部の日当たりのよい川岸に生息するというから、同じ柳が生えていてもおかしくはない。
で、「やわらかに柳あおめる夏井川、岸辺歩けば笑みもこぼれる」。いちだんと春の気配が濃くなってきた。
散歩コースに咲く花も明るく華やかになりつつある。露地のヒアシンス、ムスカリ、ジンチョウゲ、鉢植えのパンジー。大ぶりなハクモクレンの花もあちこちの庭で開き始めた。
夏井川の堤防沿いに2カ所、ソメイヨシノの並木がある。どちらもつぼみが大きく赤く膨らんできた。一両日中には、気の早いつぼみが花を開くかもしれない。
それからきびすを返して岸辺のサイクリングロードを歩き始めた。と、不意に石川啄木の短歌が口をついて出る。「やはらかに柳あをめる/北上の岸辺目に見ゆ/泣けとごとくに」。対岸の岸辺の柳が朝日を浴びてうっすら緑色に染まっていた。まさに「やはらかに柳あをめる」だ。
ここは東北の最南端。北上川ではないから歌に詠まれた柳と同じかどうかは分からない。が、たとえばカワヤナギは本州~北海道南部の日当たりのよい川岸に生息するというから、同じ柳が生えていてもおかしくはない。
で、「やわらかに柳あおめる夏井川、岸辺歩けば笑みもこぼれる」。いちだんと春の気配が濃くなってきた。
散歩コースに咲く花も明るく華やかになりつつある。露地のヒアシンス、ムスカリ、ジンチョウゲ、鉢植えのパンジー。大ぶりなハクモクレンの花もあちこちの庭で開き始めた。
夏井川の堤防沿いに2カ所、ソメイヨシノの並木がある。どちらもつぼみが大きく赤く膨らんできた。一両日中には、気の早いつぼみが花を開くかもしれない。
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