2008年3月24日月曜日
白菜漬けとハクチョウ
これが今シーズン最後の白菜漬けかな、と思いながら、今朝(3月24日)、3キロを漬け込んだ。
種まき時期が遅れ、冬に入って生長が止まったわが菜園の「ミニ白菜」5株と、朝市(いわき市平沼ノ内)で買って来た大玉1株を割り裂いて干したのに、夏みかんの皮とタカノツメ、昆布を加えた。塩は白菜の重さの3%と決めている。
夏みかんは寺の境内にわんさと実っているのを、お坊さんに断ってもらってきた。去年と今年と、寺で法事を営んだ。お坊さんに夏みかんの話をすると、「どうぞ、どうぞ。いっぱい持ってってください」。去年は内側の綿を取らずに使ったので、白菜が少々苦く漬かった。それで今年は、包丁を当てて皮だけをむいて天日に干した。中身は焼酎のお湯割りに加えて味と香りを楽しんだ。
タカノツメはわが菜園で取れたものを、同じく天日に干した。
漬け込み作業はものの10分もあれば終わる。あとは3、4日して水が上がり、しんなりしてくるのを待てばいい。
と、ここまで書いてきて、「これが今シーズンの最後かな」と言えるものがもう一つあることを思い出した。いわき市平塩地内の夏井川に逗留しているハクチョウたちだ。昨夜、晩酌をしていると「コウ、コウ」と鳴き交わしながら家の上空を通過して行く集団がいた。そう言えば、土曜日は真ん丸い月が煌々と輝いていた。
満月の夜、ハクチョウたちが鳴き交わしながら北へ帰って行く――。いつからか、胸に抱くようになった幻想だ。今朝、夏井川へ行ったらハクチョウは100羽前後になっていた。やはり、相当の数が昨夜、旅立ったのだろう。
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